カミュを読みたい (PART 1)
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デンマンさん。。。、あんさんはカミュを読みたいと思いはったん?
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。。。ん? めれちゃんは、わてがカミュを読みたいと直感したのんかァ~。。。
そやかて、タイトルに、そないに書いてますやん!
わてがカミュを読みたいわけやないねん。。。
それやったら どなたはんが、読みたいねん?
ちょっと次のリストを見て欲しいねん。。。
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■『拡大する』
■『なぜペスト?』
これはライブドアの わての『徒然ブログ』の2月2日の午後9時9分から 3日の午前4時34分までの約7時間半の「生ログ」の一部やねん。。。 赤枠で囲んだ箇所に注目して欲しい。。。
あらっ。。。 2月2日の午後9時24分に日本のGOOGLEで検索して あんさんの「徒然ブログ」にやって来て『なぜペスト?』を読みはったのやねぇ~。。。
そういうことやんかァ~。。。 実は、茨城県のつくば市に住んでいる高校3年生の筑紫かすみさんが読みはったのやでぇ~。。。
あんさんは、またIPアドレスを調べやはったん?
そうやァ~。。。
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この上の写真の女の子が 高校3年生の筑紫かすみさんやと、あんさんは言わはるのォ~?
もちろん、プライバシーを守るために かすみさんの写真は 特徴をつかんで わてがコラージュしてデッチあげたさかいに、本人とは少し違っておるねん。
そやけど、IPアドレスを調べやはっても、アクセス者の名前まではゲットできんようになっておるねんでぇ~。。。
あのなァ~、かすみさんは わてとめれちゃんが 対話しているのを読んで、ぜひともカミュを読みたいと思いはったのやでぇ~。。。
それで、感激して あんさんにメールを出しはったん?
よう分かるなァ~。。。 その通りやんかァ~。。。
。。。で、どの部分を読んでカミュを読みたいと思いはったん?
次の箇所やあがなァ~。。。
カミュの「ペスト」
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めれちゃん!『ペスト』を
ついに読み終えましたよう!
。。。てか、やっと読み終わりました!
バンザ~♪~イ !
\(^o^)/キャハハハ。。。
やっぱり、現代の他の読み物に比べると、
ペースが遅くて、一気に読ませるだけの
魅力に乏しいよね。
『ペスト』を読み終えるまでに
他の本(評論、エッセー、ノンフィクション)を
8冊読みましたよう!
でも、『ペスト』を読み終えた読後感は
良かったですよう。
書評では、かなりネガティブな事が
書いてあるのが多かった。
例えば。。。、
運命に身を任せてじっと耐えている。
カミュは、『ペスト』で、そのような事を言ってない!
むしろ、全く逆だよね。
理不尽な事に対して、
例えば、ナチズムだとか、ファッショだとか。。。
そういうものに対して、あくなき戦いを挑め!
カミュのスタンスは、地味に書いているけれど、
正に、挑戦者、反抗者のそれですよ!
勇ましい事は言わなくても、
心の底には、例え報われなくても、
断固として理不尽なものに対して立ち向かう。
そういう、雑草のような、
しぶとい意思を僕は感じましたね。
でも、現在の目から見れば、
『ペスト』は、小説としてイマイチだと思いますよう。
1) テンポがのろい!
2) 読者を釘付けにするアクションが少ない!
だから、一気に読めない!
3) ナレーターなど登場させる必要は全くない。
舞台裏をどうして書く必要があるのか?
271ぺーじになって、ナレーターは
Dr. Rieux です、とカミュは書いている。
そんな事は分かりきっているじゃないか!
アホかいなぁ~! (爆笑)
僕は、すっかり呆れてしまいましたよう!
でも、やっぱり、ノーベル賞作家だから、
くだらない事は書いてないよね。
うしししし。。。
もう、事件はないだろうと思ったら、
最後になって、コタールが拳銃をぶっ放して
つかまってしまうんだよね。
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笑ってしまいましたよう!(苦笑)
コタールが何かやるだろう!
とは思っていたけれど、
まさか、最後の最後で拳銃をぶっ放すとは
思いませんでした。
でも、『異邦人』の中でムルソーが
“太陽がぎらぎら照り付けるから”、
と言って、拳銃をぶっ放したのと、
なんとなく似ているよね。(爆笑)
それでも、『ペスト』を読んで、
時間を無駄にしたとは思いませんでした。
めれちゃんが、どうして『ペスト』に惹かれるのか?
分かったような気がしました。
めれちゃんは愛の短歌、恋の短歌を
書いていることが多いけれど、
意外に、めれちゃんには“社会派”の
部分があるんだよね。
それを感じましたよ。
でも、涙を流さずには居られないという所に、
なぜ、猫を三匹飼っているのか?
その理由が分かったような気がします。
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長女猫タンタン
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次女猫ねね
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三女猫 にこちゃん
めれちゃんには“情にもろい”ところもあるんだよね。
とにかく、時間をかけて読んだだけの
収穫がありましたよう。
次は、めれちゃんがメチャ面白かったと言う
レイモン・ラディゲ(Raymond Radiguet)の
「肉体の悪魔」を読むつもりですよう。
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この本を読めば、めれちゃんの“愛と性”に
もっと肉迫できるような気がして
今からワクワクしていますよう!
\(@_@)/ うしししし。。。
by デンマン
2008/08/09 8:28 AM
『即興の詩 指きり』のコメント欄より
(デンマン注: めれんげさんが会費を滞納したために
旧『即興の詩』サイトは閉鎖されてしまいました。)
こないなモンを読みはって、かすみさんが感激するはずないやん!?
めれちゃんは、感激せんかも知れへんけど、高校3年生のかすみさんにとって、マジで興味をそそれらはったのやでぇ~。。。 そやから、わてにメールを出す気になりはったのやがなァ~。。。
ホンマかいなァ~。。。?
とにかく、アルベール・カミュはフランスのノーベル賞作家なんやでぇ~。。。 それを知っただけでも かすみさんは読む価値があると思いはったのやァ~。。。
アルベール・カミュ (Albert Camus)
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1913年11月7日 アルジェリアに生まれる。
1960年1月4日 自動車事故によって死亡。
フランスの小説家、劇作家。
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フランス系アルジェリア人の子としてモンドヴィ(Mondovi 現ドレアン, Dorean)で生まれる。
1914年9月、幼くしてマルヌ会戦(第1次世界大戦)で父 ルシアン(Lucien)を失う。
聴覚障害を持つスペイン系の母と、アルジェのベルクール地区で幼少期を送る。
17歳の時に結核にかかるが一命をとりとめ、アルジェ大学を卒業。
21歳の時アルジェ地区の共産党に入党し、アラビア人達に共産党の宣伝活動をするがその翌年離党する。
1940年にパリの雑誌社『パリ・ソワール』の編集部員となるがドイツ軍がパリを制圧すると9月にアルジェリアに帰国する。
1942年にカミュは再びフランスの地を踏み非合法誌『コンパ紙』を発行するなどレジスタンス活動に参加する。
第二次世界大戦終結後はアメリカに渡りニューヨークで学生達を前に講演し熱烈な歓迎を受ける。
『異邦人』や『シーシュポスの神話』、『ペスト』などの著作で、人間存在の不条理さに光を当て、1957年にはノーベル文学賞を受賞した。
受賞の理由は次のようなものだった。
『この時代における人類の道義心に関する問題点を、明確な視点から誠実に照らし出した、彼の重要な文学的創作活動に対して』
"for his important literary production, which with clear-sighted earnestness illuminates the problems of the human conscience in our times."
哲学者、文学者ジャン=ポール・サルトルと共同で文学活動を行ったが、1951年に刊行した評論『反抗的人間』における共産主義批判を契機として雑誌『現代』においてサルトルらと論争になったことで決裂した。
かつて実存主義者とみなされることが多かったが、実際には実存主義提唱者サルトルなどと文学的内容は異なっており、本人も実存主義者とみなされることを強く否定していた。
1960年、自動車事故死。
遺作は『最初の人間』。
出典: 「アルベール・カミュ」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
。。。んで、読み終えたら、かすみさんは、あんさんに感想を書くと言いはったん?
そうやァ~。。。 めれちゃんは メールを読んでもいないのに、よう分かるなァ~? やっぱり、“アルベール・カミュ”の“言霊”が めれちゃんに霊的な力を与えたからやろなァ~。。。
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■『いとしき言霊』
あんさん! そないに、こじつけんでもええのやでぇ~。。。 おそらく、ここまで記事を読んできたネット市民の皆様も あんさんの言うことを疑うてはると思うわァ~。。。
あのなァ~、めれちゃん。。。 昔の人は“信じる者は救われる!”と言うたのやでぇ~。。。 そやから、めれちゃんも信じてルンルン気分になったらええやんかァ~。。。
あんさんは、いつも同じ事を持ち出してオチをつけはるさかいに、ネット市民の皆さんもしらけてますやん。。。
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(すぐ下のページへ続く)
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