平致光
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デンマンさん。。。平致光(たいらのむねみつ) にハマっているのでござ〜ますかァ〜?
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いや。。。別にこの人物にハマっているわけではありません。。。
じゃあ、どういうわけで平致光を取り上げたのでござ〜ますかァ〜?
ちょっと次のリストを見てください。。。
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■『拡大する』
■『小柴垣草子』
これはライブドアの僕の「徒然ブログ」の日本時間で11月16日の午前8時38分から午後2時9分までのアクセス者の記録です。。。赤枠で囲んだ箇所に注目して欲しい
あらっ。。。11月16日の午後12時47分にGOOGLEで検索して『小柴垣草子』を読んだネット市民が居たのですわねぇ〜。。。
そうです。。。実は、札幌市に住んでいる平林環(ひらばやし たまき)さんが読んだのです。。。
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平林環さんは札幌市で何をしているのですか?
札幌市にある北海学園大学の人文学部で日本の古典の勉強をしているのですよ。。。
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道理で真面目そうなお顔をしているのですわねぇ〜。。。あたくしも、このような真面目な学生さんが欲しいですわ。。。
卑弥子さんが京都の女子大学で「日本文化と源氏物語」を教えている学生は真面目な学生は少ないのですか?
平致光に関心を持つような女子大生はまずいませんわァ〜。。。
ところで、卑弥子さんは平致光を知ってますよねぇ〜。。。
もちろん、お会いしたことはござ〜ませんわァ〜。。。うふふふふふふ。。。ずいぶんと昔の人ですから。。。でも平安文学を専門にしている文学部の教授に そのような質問は失礼ですわよう。。。当然、知っていますわァ〜。。。
マジで。。。? 『ウィキペディア』には説明がないし、しかもGOOGLEで検索しても「平致光」について詳しく書いた記事は出てこない。
あらっ。。。それで平林環さんは、デンマンさんが投稿した記事をGOOGLEで探して読んだのでござますかァ〜?
そういうことです。。。
。。。で、上のリストの リファラ をクリックすると どのような検索結果が出てくるのでござ〜ますか?
次の検索結果が表示されるのですよ。。。
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■『拡大する』
■『現時点での検索結果』
あらっ。。。もろに平致光 を入れて検索したのですわねぇ〜。。。
そうです。。。平林環さんは検索結果の中で赤枠で囲んだ箇所に興味を覚えたのです。。。
それで、小柴垣草紙 をクリックしたのでござ〜ますかァ?
そうです。。。すると次のページが出てきます。
(taira20-11-15b.jpg)
■『拡大する』
■『現時点での検索結果』
■『小柴垣草子』
あらっ。。。画像検索結果が出てくるのですわねぇ〜。。。
平林環さんは最上段の左隅の画像をクリックして『小柴垣草子』を読んだのですよ。。。
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■『小柴垣草子』
これがデンマンさんが投稿した記事ですのォ〜?
そうですよ。。。この記事は僕と卑弥子さんで「小柴垣草紙」という平安時代の春画の絵巻物について話し合った記事なのですよ。。。
そうでしたわ。。。それで あたくしは「平致光」が朝廷の警護役である美男子であることを知っていたのですわ。。。平林環さんも、その事を調べたのでござ〜ますか?
でも、それ以上のことは、どの記事を見ても詳しく書いてない。。。
いったい「平致光」は、どのような人物だったのでござ〜ますかァ〜?
僕が調べた限りでは、「平致光」には致秋(むねあき)、致成(むねなり)、致頼(むねより)の兄弟と平忠常の妻になった姉と有道惟広(ありみち これひろ)の妻になった姉がいた。。。その中でも特に、致頼は当時、勇猛な武将として高く評価されたいた。。。
つまり、「平致光」は勇猛な兄たちの影に隠れた美男子であったのですわねぇ〜。。。
そうなのです。。。平安時代には、賀茂神社と伊勢神宮という二つの大きな神社の神に仕える、それぞれ“斎院”、“斎宮”と呼ばれる特別な未婚の女性がいたのです。。。この女性たちは内親王をはじめとする皇族の娘たちだったのです。。。つまり、“神の花嫁”となって、斎院は京都の賀茂神社へ、斎宮は伊勢神宮へと出向いていったわけです。。。
彼女たちは当然 “未婚の処女”でなければならないし、神に仕える間に男との交渉を持ってはならない わけでござ〜ますわねぇ〜。。。
そういうことです。。。986年の夏、やがては伊勢に下ってゆくことになる斎宮・済子(さいし)内親王は、京都の野の宮で、身を清めるための潔斎に時を過ごしていた。。。決して男を近づけてはならない斎宮を守るために身辺警護の男達がいて、その中に「平致光」がいたわけです。。。
その美男子の平致光を済子(さいし)内親王が御簾(みす)の間から一目見てポーッとなってしまったのでござ〜ますか?
《小柴垣草子絵巻》の詞書によれば、そのように書いてある。。。ポーッとなってしまった斎宮は、夜になって、その致光が庭の小柴垣のそばで横になっているのを発見したのです。。。身辺警護の武士たちが夜勤の時にいつもそうするように、致光も庭の垣根のそばで寝ていた。
。。。で、ポーッとなった斎宮は、夢見心地のまま御簾から出て、平致光を誘惑してしまったのでござますかァ〜?
その通りです。。。
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夢見心地とは言え、斎宮・済子内親王はずいぶんと思い切ったことをなさったのですわねぇ〜。。。
ちょうど卑弥子さんのように勇気のある女性だったのですよ。。。
あたくしには それほどの勇気はござ〜ませんわァ〜。。。もしも済子内親王の勇気があれば、今頃、あたくしは よき殿方の奥方に収まっていたのですわァ〜。。。で、平林環さんも そのような勇気を持とうと決心したのでござ〜ますかァ〜?
そうです。。。でも、それほどまでの勇気は、きっと持てないだろうと半分諦めているそうです。。。
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【卑弥子の独り言】
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ですってぇ〜。。。
もし、あなたが女性ならば、済子内親王のような勇気を持ってくださいねぇ〜。。。
ええっ。。。「その話は、今で言うなら女性週刊誌のエロい噂なのよ。。。マジで受け止めたら きっと馬鹿な目に遭うのだわ。。。そんな事はどうでもいいから、他にもっと面白い話をしてくださいな!」
分かりましたわァ。。。
では、あなたもビックリするような
忠臣蔵のとっても古い映画をご覧くださいまし。。。
なんと。。。昭和3年(1928年)制作の『忠臣蔵』ですわよう!
無声映画ですけれど、弁士の方がなかなかうまい説明をしてくださいますわ。。。
つい、引き込まれて観てしまうのですわ。。。
浅野内匠頭がどうしてヘマをしでかしたのか?
そのへんのところが詳しく映像に残っております。
観るだけの値打ちがありますわ。。。
では、どうぞ。。。
ところで、どうして小百合さんが
「軽井沢タリアセン夫人」と呼ばれるのか?
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あなたは ご存知でござ~♪~ますかァ?
実は簡単な事なのですわよう。
小百合さんは軽井沢に別荘を持ったのですわ。
小さな頃から軽井沢に住むことが夢だったのですってぇ~。。。
分からない事ではござ~ませんわァ。
そもそも小百合さんが軽井沢に興味を持ったのは、朝吹登水子のエッセーなどを読んだことがきっかけだったとか。。。
現在、朝吹登水子の山荘、睡鳩荘(すいきゅうそう)は軽井沢タリアセンに移築されて公開されています。
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それで、小百合さんは軽井沢タリアセンを訪れては睡鳩荘に足を運んで少女の頃の事を思い出すのが楽しみなんですってよ。
そういう訳で、デンマンさんが小百合さんのことを「軽井沢タリアセン夫人」と呼ぶようになったのですわ。
軽井沢・雲場池の紅葉
軽井沢のイルミネーション
秋の旧軽井沢銀座ぶらり散歩
とにかく、明日もデンマンさんが興味深い記事を書くと思いますわ。
だから、あなたも、お暇なら、また読みに戻ってきてくださいまし。
じゃあねぇ~~。
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メチャ面白い、
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ところで、平成の紫式部こと、卑弥子さんは見かけによらず、京都の女子大学で腐女子に「日本文化と源氏物語」を講義している橘卑弥子・准教授という肩書きを持っています。
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