地方公設試験研究職を勤めあげ?、70歳ころまで溶接技能検定にタッチすることができました。間質性肺炎に悩まさる欲張りです。
ゆうゆう職場



 

 ビートルズではなくベンチャーズのパイプラインやキャラバンが青春だったので、30位まで甲虫さんの佳さはわからなかった。な、自分でも犬のように疲れた と歌う歌詞は好きだった。イマジンのようには根が高尚じゃないからな。
 そんなくたびれる一日だった。山に登るぞ と決めてはあったものの、身体がだるい。軽トラでようやく山麓に着いたのは10時前。おまけに林道工事で進入禁止。テクテク歩いて池ヶ谷道取り付きへ。老化か慢性疲労?か足が上がらん。綺麗な緑とそよ風を愉しむ余裕もなく、前へ前へ。止まったらおしまいとばかりに登る。顎が出てハァハァと荒い呼吸。ちょっとした鎖場、嫌なガレを無事に超え、水が枯れ始めたところになぜか植樹林があり、見覚えのあるなだらかな広場に飛び出したら、山頂はすぐ。ただし、正午前。4,50歳代の頃なら1.5hrも切っていただろうに。衰えは隠しようもない。とっとと戻る。重力作用で帰路は1hr。草餅を妻の土産に買おうと思う頃、その妻から、ロックアウトで母屋へ入れないから小屋2階で片づけものをして待つ との知らせ。私が出かけに玄関を2重施錠して、裏口から出たためで申し訳ない。
 山で写真をたくさん撮った。しかし、カメラ受光部にゴミが増えた様子。買い替えかな。緑の中の人工物につい目が行く。赤錆の野猿もよろし。山肌を保護?するコンクリ構造もアラン・ブースさんが嘆くかな。林道の始点には石灰石粉砕工場がある。石灰粉って食品か化粧品関連に応用だったかな、調べてみよう。妻の実家にもと餅を2パック1200円購入し、新名神の工事現場を過ぎ家へ戻る。
 昼飯を終え、TVの前でウトウトしはじめたが、頭が畑へ行く。『エンドウの支柱片付け』と『夏野菜をコンポストで覆ってやる』を休日のもう一つの狙いとしておったのだ。エンドウネットを妻と一つは片づけた。あと一つ、やれるところまで と妻に任せて4:05頃に関町の市コンポストセンターへ軽トラで駆ける。4:27到着で〆3分前ではあまり褒めたものでない。が、気の佳い作業員がローダーで2掬い満杯にしてくれる。畑へ持ち上がり、夏野菜周辺に散布一面。7:15暗くなったころにハード ディズが終わる。西の庇に居るNo.2燕もしっかりしてきた。

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今週火曜日くらいにでも中干しようくらいののんびりした休日 のはずだった。うちの田圃のとなり、篤農のYサンの田は既に中干が効きだして完全に乾いた部分ができている。T君は2日ほど前にかかったようで、樋掘りがあけてある。トイホリで亡父はトヨボリと言っていた、乾きにくい田圃の中干では必須の仕事。田が深くなりやすい土手下あるいは畦際に鍬でぐるっと溝をほることで、湿地に凹み部分をつくると乾きやすくなる のと同じかな。
 例によって遅い午前に軽トラで田圃観察に行くと、このような中干の田があちこちに。こうなると、右へ倣え が鉄則の百姓根性が疼きだす。やるべし、トヨボリ開け(明けか明けか空けか?はシラン)。ただし、低い場所にある3反マチ1枚だけを空ければよい。あとの3枚田は水戸尻を開けて田の水を排水してやれば中干となる。田植え長靴で身ごしらえし、慣れない鍬を持ち、Mさんの高い田の畔下100m長辺と道路下の30m短辺を連続して開削する。単調に鍬で浚えるだけなら疲れも少ないが、草が蔓延った(特にアシカキと紀州スズメノヒエ)畦際作業ははかどらない。昨日も記したとおり、今秋は除草剤を散布するぞ。終わったのは12:30ころ~フゥ。上3枚の田の水戸を開けて排水を開始して昼飯に帰る。
 午後、TVの前でごろついて居ると、ふと、山へ登りたくなった。昨日、愛車の車検持ち込みでM自動車さんへうかがうと、山肌が緑と青一杯になった入道が岳がすぐそばから招いてくれた所為かな。入道は無理でも、近場の明星あるいは鈴鹿峠からの高畑山なら、夕刻になってからでも行けるかな と、急に畑に枝豆とエンツァイとを撒いてアセアセする。が、(百姓とはよく言ったもので)あちこちにやるべきことが転がる。軒下に積み重ねてあるタマネギを揃えたり縛ったりしていたら、ズンと陽が傾いて山行きは飛んで行ってしまった。タマネギ作業を一緒した働き者の妻は先日採取した小梅を塩梅して漬ける作業を始める。南高梅などの大ぶりの梅も採取したのだが、少し早すぎるようで次の休日にでも採取し直そう。
 と、のんびり書いておる横の台所で、妻は小梅との格闘を続けておる。

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 (5/Eにさかのぼって)

 年に一度の通常総会を終えることができた。理事会で先ぶれもし、今年度一年で後任を”育成”することを勤めてさりげなく触れて終えることができた。ただ数年以内に、技能試験受験申請がWEB化されること・全国競技会の開催担当となること が後任N君にのしかかってくる。お手伝いするのは言うまでもなく、それまでに決定すべきことはなるべく多く片づけておこう。まず競技会場を伊勢か四日市に求めるかの決定だな。次はWEB申請に伴う事務局人材の在り方かな。ふぅ~。大金小金が貯まらん私だから、隣席の、総括担当のM嬢に会計事項や受験手続を何度教示されても意味意義がさっぱりつかめない。よくも務めさせてもらったものだ。感謝
 一大行事が終わったなら、稲が気になる。晴天続きで田圃の水が枯れ始め、乾きが気になる。乾かせて稲の根に水を求めさせ発育させる”中干”には未だ早い。株数が増える分結が不完全に思える。水を遣らねばならん。総会翌日を休日として、一日水を我田引水。中干は走り梅雨になりそうな今週の中頃にスタートで、効率悪そう。写真は5/31の引水状況と昨日夕の稲廻り。私だけが引水しておるのに、ポンプアップして用水路に流す水が少ないので、一枚の田を潤すに2~3hrが必要。うっかり離れると、上流で水口を開けられ分流されてしまう。軽トラ運転席で読書しながら見張りしておるぞ の示威行動?。ま、私に付き合う前に皆さんは水を張られておりますが・・・
 乾いた田に水がいきわたるのは気持ちが良い。水分けの喧嘩をしなくてよい日は特に佳い。肌寒いほどに爽やかな風の吹く昨夕の帰路、夕日を浴びる稲をみる。青々とさらに気持ちよろしい。2日間で一回り株が太ったようにも思える。ただし下の3反町の畦からは雑草のアシカキや紀州スズメノヒエ が侵入している。厄介だなぁ。秋の収穫を終えたら強力なラウンドアップを噴霧して根絶やしにしてやろう。昨秋の、それも晩秋に上の2反町の畦へラウンドアップしたのが効いたのか、アシカキのような弱い雑草は少なくなった様子。けれど紀州スズメノヒエは蔓延っている。中干して乾田になったら手作業で引っこ抜いてやろう=テデトール というこれ以上はないといわれる強力除草剤? だそうです。〆は第二の巣で顔をのぞかせ始めた雛。

 書き終えたので、今から畑にサツマイモ芋苗を植えつけます

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