『コンクリートには、必ず境目が出来るもの!』
よく、何処かのブログで、ビルの基礎付近から採取したとされる『コンクリートコア』がぱっくり割れている写真をみます。
『これは、何処の建物でもあることなのです!』
コンクリートで基礎をつくったり、コンクリートで建物をつくる場合、どうしても、コンクリートに境目が出来ます!
『この境目を狙って、コンクリートコアのサンプリングをすれば、そのコアは、真っ二つに割れます!』
そして…
『これは、欠陥だ! …騒ぐのです!』
実は、境目が割れること、これは普通です!
『この前等は、木造二階建て住宅の、ベタ基礎工事において、あるインスペクターを名乗る問題建築士が、コンクリートコアのサンプリングをして、割れたと騒いでいました。』
実は、この問題建築士が、コンクリートコアのサンプリングをした場所は、ベタ基礎において、最初にコンクリートを流し、コンクリートが固まった後で、その上に造る布部分との境目だったのです!
そして…
このコンクリートコアを、ハンマーで叩くと、ぱっくり二つに割れました。
そこで…
この問題建築士は、得意そうに、『やっぱり、欠陥だ!』と言いました。
でも…
『これ、境目が割れるのは当たり前の事で、欠陥ではありません!』
世の中には…
『わざと割れやすい境目の場所を狙う……
こんなインチキで満ちあふれています!』