欠陥建築バスターズ

土地・建物の調査研究が専門。日本の地震や災害に備えた建築や、不動産市場や世界経済の未来鳥瞰について述べています。

『徳川家康と、フレンチドレインと、床下に水が溜まる家の話!』

2015年10月08日 09時22分55秒 | 建築のうんちく




『今の日本の平野は、縄文時代は海だった!』



皆さんがお住まいの、海抜8メートル以下の土地は、縄文時代は海だったのです!

『今の東京も、徳川家康が来た頃は、ほとんどが湿地でした!』



…本来は、この様な土地に建物を建てたり、街をつくっては、絶対にいけません。



…しかし…

秀吉の命令に逆らえなかった、徳川家康は、『ある土木工学』で、湿地を乾燥させ、江戸の街をつくったのです。



その土木工学というのは、ひたすら、『穴を掘って、溝をつくる』だけの簡単な工事です。

『たった、これだけの事で、湿地は乾燥し、かたい大地に変わったのです!』



これは、今では、『フレンチドレイン』と呼ばれる、土木技術です。

江戸時代に、徳川家康が行なったのは、非常に原始的なフレンチドレイン工法でした。



実は、この『フレンチドレイン』は、床下に水が溜まる家の改良に有効です。

『家が、既に建ってしまっていても、この工事は出来ます!』



よく、『インチキインスペクター』が、床下に水が溜まったり、それが、原因で床下がかびる状況や、床下に水が溜まって、基礎が狂った現象まで、欠陥と言います!



『これは、建物の欠陥ではありません!』

『地盤が悪いのです!』



…こんな不具合は、バスターズなら、簡単に直す事が出来るのです!

『家康の土木技術は、現代にも生き続けているのです!』



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする