『ツーバイフォー住宅は、気密性が高いが、それが、逆に欠点でもある。』
南極の昭和基地は、某有名住宅メーカーの『ツーバイフォー』で建築されました。
気密性抜群で、南極の様な厳しい気候には、最適な建物です。
南極の昭和基地は、当初、木造だった訳ですが、風雪の中でも、建物が腐る事は無かった
のです。
『材木が腐る条件は、次の3つが揃う事です!』
1.材木を腐らす『腐朽菌』が生育出来る温度環境であること。
2.『腐朽菌』は乾燥した場所を嫌うので、湿った場所。
3.『腐朽菌』は、酸素を必要とするので、酸素のある場所。
…もしも、この3つの条件の中で、一つでも欠けると、材木は腐りません。
『冷たい深海に沈んだ昔の木造船が腐らないのは、温度が低く、酸素も無いからです。』
…ここで、ツーバイフォー住宅が、腐りやすい話に戻ります。
『この住宅は、細めの角材をベニヤ板で固定させただけの構造で、柱が建物の荷重を支える従来工法とは異なり、壁全体で建物の荷重を支えます。』
『ですから、もし、建物を支える壁が腐ったら修理も容易ではないのです。』
建物は、壁体内結露と言う現象を、良く起こします!
『これは、壁の中に入り込んだ湿気が、壁の内部にたまり、壁内部がびしょびしょに濡れる現象です。』
…この様な現象を防ぐ為に、住宅メーカーでは、壁の中の通気を良くする工夫をしています。
…それでも、我々バスターズが、壁の内部を調査してみると、壁の内部が、黒カビで真っ黒になり、断熱材も湿っている事があります。
『この様な現象が、ツーバオフォー住宅では顕著に見られます!』
もし、共稼ぎで、昼間は家を閉めきりにし、換気も出来ない家は、ツーバイフォー住宅を建てるべきではありません。
『明らかに、ツーバイフォー住宅は、日本の風土には適しません。』