神戸市内の某不動産屋が扱っている、新築一戸建ての建売住宅の広告がありました。
「地盤調査済で安心です!!」
と記載してありました。
実は、この家、欠陥建築バスターズが、更地の状態の時から、定期的に観察していた物件でした。
この物件の土地を地盤調査した様子はありません。
もちろん、地中には、地盤改良のための杭も入っていません。
最近は、新築の建売住宅が全く売れない事情があるので、業者は、1円でも安い費用で家を建てようとします。
そのため、土地の地盤調査もしませんし、地盤改良のための杭も入れないで、いきなり基礎を作って家を建て始めます。
でも、そんな怪しい新築建売住宅でも、完成してしまうと、見た目は、きれいですし、問題があるようには見えません。
無知な若い夫婦などは、このような家を買ってしまう、ということもあるんです。
姉歯事件以降、『手抜き工事』は減ったかのように見えましたが、実際はそうではありません。
最近は、勢いよく、『手抜き工事』が増力しています。
2018年、2019年、2020年に完成した建売住宅には、ご注意下さい。
『手抜き工事』の建売住宅を買わないためには、マイホームを購入する前に、欠陥建築バスターズにご相談されることをお勧め致します。