『書斎、仕事場、店舗スペースは、北西につくりなさい。』
…私の亡くなった母は、画家でしたが、アトリエは家の『北西』にありました。
『母にその理由を聞くと、一日中、光線が安定しているからだそうです。』
実は…
『北西の方位は、昔から神聖な方角とされ、書斎、事務所の様な仕事場、お店にすると良い方位とされています。』
『これ、建築の基本中の基本です!』
では…
『なぜ、北西の方角が、神聖なのでしょうか?』
『これは、月にヒントがありました。』
古代に於いて…
『満月は呪いの儀式に絶対に必要なモノでした。』
『呪いの儀式を行う者は、小高い丘の上で月の出を待ちました。』
『その場所は、一晩中月に照らされる様に、丘の北西側を選びました。』
そして…
『月に向かって、呪いのテレパシーを送るのです!』
『その呪いのパワーが、月に反射して、呪う相手に届くと信じていました。』
この呪いのパワーは…
『電波の様に距離が遠くなると、その影響が弱くなると考えられて居ました。』
『それで、菅原道真公は、京都から遠い太宰府に流された訳です。』
『天皇や藤原一族は、菅原道真公の呪いを恐れたからです。』
アポロ計画で…
『人の念(テレパシー)が、距離が遠くても、届くのかと言う疑問を持った科学者が、ある実験をしました。』
『その時に用いられたのが、ESPカードと言う、簡単な図柄を描いたカードです。』
『このカードの図柄を、宇宙飛行士が宇宙からテレパシーで送信して、地上の科学者が受け取る訳です。』
その結果…
『地上でのテレパシー実験と同じ確立で、宇宙と地球でテレパシーのやり取りが出来たと言います。』
『テレパシーとは、一体何なのでしょうか?』
『呪い=テレパシーなのかはわかりませんが、興味深い話です。』
北西の方位が…
『なぜ、不思議な方位とされているのかが少しご理解頂けましたでしょうか。』