読む日々

テーマばらばらの読書日記

メリーゴーラウンド

2010-12-01 | 
ロザムンド・ピルチャー「メリーゴーラウンド」

またまた見つけました、ロザムンド・ピルチャー。
今回は23才のプルーが、BFの家族と会うためにスコットランドへ行く予定が、コーンウォールに住む叔母がケガをしたことで
急きょその手伝いに向かい、そこで画家のダニエルと出会い恋に落ちる物語。

とサラっと書くと大しておもしろくなさそうだ・・。
でもそれぞれの登場人物の個性やら、ダニエルが10数年前にこの地に滞在していた時のお遊びが思いがけない結果につながっていたことや、親に愛されずに育つシャーロットとの絡みなど、伏線もたくさんあって読み応えがありました。


そしてそして、すごいビックリしたんだけど、舞台が「コーンウォール」
「海賊と刺繍女」の舞台と同じじゃないですか!
ちょっと鳥肌が立ちました。

私、コーンウォールに呼ばれてる・・・??ないか。
でも2冊を読んでいて、ぜひ行ってみたいな、と思いました

あと全然関係ないですが、携帯の占いサイトを眺めてて、私に縁のある色だの石だのと一緒に「国」があって、
「いやあ、これがフランスとかイギリスだったらビックリだわ~」とか思ってボタンを押したら

なんと「フランスとイギリス」でしたこれもビックリ。
色も宝石も好きなものだったし、何よりも職業が、業種と職種が今まさに私の勤務する会社そのものでした。
あのサイト、怖いかも・・・。

関係なさすぎですね。本の満足度は85

新聞小説

2010-12-01 | 雑感
今朝地元紙に、新年からの連載が紹介されていた。

2本あって、1本は五木寛之の「親鸞・激動編」  これはあまり興味なし。
もう1本があさのあつこ「かんかん橋を渡ったら」 これが楽しみ


あさのあつこさん、大好きです。「バッテリー」と出会ったのはいつだろう・・
まだ大人の世界にまで広がっていない頃。


子供向けの本として発売された頃に手にして「おもしろい!」と思っていたら、あっという間に人気が出て、
いまや文庫まで揃ってますよね。映画にもなったし。

「バッテリー」で描かれていた岡山の情景がとってもいいんです。重松清さんも岡山出身で、出身地を舞台にしたお話も
たくさんありますよね。

行ったことないけど懐かしいような感じ。(あ、修学旅行で行った事があった)
冬の情景とか、新潟とはまったく違った「寒くて乾いた空気感」みたいな雰囲気がなんだか懐かしくて。

新潟も今は冬に雪がない年が多いですが、私が子供の頃はとにかく積もりました。

それが ある年、元旦に雪がまったくない年があって(小4の正月だった)。
ものすごく新鮮で、県外から来たイトコ達と、アノラックを着ずに思い切り外で遊びましたが、
なぜか あさのさん 重松さんの岡山を舞台にした小説の冬の情景読むと、この日の事を思い出します。


その あさのあつこさの連載が「元旦」から始まるなんて!それも「故郷を舞台」ってわくわく。
なんだか不思議です。