読む日々

テーマばらばらの読書日記

家なき娘

2014-06-11 | 絵本
「家なき娘」上下 エクトール・マロ作 二宮フサ訳



昔の名作劇場の「ペリーヌ物語」原作。
ずっと読みたかったんだけど、まさか図書館にあるとは。

そしてそれ家なき子のマロ作だったのは初めて知った。

アニメと違い、パリに着くまでの旅の描写はなく、パリ市内に入るところから。
お母さんが亡くなり、父の故郷まで文無しで歩く途中死にかけ、元の飼ロバ・パリカールに発見されるところは泣けた。

祖父の工場でトロッコ係として雇われてから、英語ができるということで身元を隠したまま祖父の秘書みたいな立場になり、とうとう祖父と孫の対面がかない、めでたしめでたし。

大まかなストーリーやエピソードなんかもアニメにキチンと描かれてた気がします。

葦で編んだエスパドリーユの場面、よく覚えてる!

ひとまず本は見つけて読めた事に感激です。