読む日々

テーマばらばらの読書日記

フランバーズ屋敷の人々1愛の旅だち

2016-01-27 | 
「愛の旅だち」K.M.ペイトン作 掛川恭子訳

本当はヤング・アダルトなんだけどどう読んでも大人向け?いや。この最初の巻はヤング・アダルトでいいのか?


孤児で親戚をたらい回しにされていた12歳クリスティナを、古い屋敷に済む母方の伯父が引き取る。元々大金持ちの娘のクリスティナ。21歳になると両親の財産を受け取れる。息子と結婚させ屋敷の立て直しを図ろうと伯父は考えたのか?

馬と狩猟に夢中な伯父と長男マーク。
かたや狩猟が大嫌いで飛行機乗りになりたい次男のウィリアム。

成長していく中で一族の狩猟、馬好きな血が開花しながらもマークではなくウィリアムに惹かれていくクリスティナ。
父親に勘当されたウィリアムに従い家を飛び出す2人。

ってところで終わってる。

ここまでは本当に面白い!続きも読もうかと思ったけど嫌な予感がしてググってみたら、この後は案の定な展開。戦争でウィリアムを亡くすだの、少し恋心を抱いていて、だけど自分のせいで屋敷を出される羽目になった馬丁と再会、結婚するだの、でも身分の違いはいかんともし難く、そして戦争で怪我をした妻帯者のマークと心を通わす、とか。

うーん。続きはもういいかな^^;

満足度80