読む日々

テーマばらばらの読書日記

猫の帰還

2016-02-03 | 絵本
「猫の帰還」ロバート・ウェストール作 坂崎麻子訳


原題Blitzcat

第二次大戦初期、空軍勤務の飼い主を追って旅する雌猫ロード・ゴートの壮絶な道程を実際の戦闘に沿って書いた物語。行く先々で彼女を世話してくれる人々の人生に関わるストーリーが良い感じ。

児童書だけど、ヤング・アダルトですね。ちょっと刺激的な描写があるし、恋の感じは大人むけ。

最近猫飼いデビューしたので猫の表現読んだ時に動きが具体的に浮かんで可愛さに悶絶(笑)

そして、ストーリーはさすがウェストール!ですね。戦時中の市民の心がよくわかる。
そして、国籍なんてものを気にするのは人間だけ、と。
ほんと、戦争なんて馬鹿げてる。皆今いる場所に満足して心穏やかに暮らせばいいのに。人のものを欲しがらず、欲しいなら正当な対価を払って譲ってもらえばいいだけ。