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「希望の海へ」マイケル・モーパーゴ作/佐藤見果夢 訳
2部構成。
イギリスの孤児が、政策の名の下に、本人の意思確認なしで山ほどオーストラリアへ送られ、奴隷のように扱われたという歴史、初めて知りました。
そのようにして送られた男の子が、実の姉からもらった「幸運の鍵」を握り締め生き、最後は幸せな生活を送り、亡くなるまでの第1部。
その父の人生を筆記し、父と共に渡る予定だった、ヨットでのイギリス行きをひとりで実行してしまう娘、アリーの航海中の日記が第二部。
もちろんひとりと言っても、造船所を営む母方の祖父や母の全面的な協力やら、世論をあげての応援もあるけれど、でも過酷な航海を父の「幸運の鍵」を手に乗り越える姿がすごい。
そしてアリーを見守るアホウドリ、これはもう父としか思えない。
ラスト、父の姉が見つかるのかどうか、ドキドキしながら読み進めました。
ところどころで号泣。
この本、ほんと、すごい。
おおぜいに読んで欲しいし、買いたいくらい!
2部構成。
イギリスの孤児が、政策の名の下に、本人の意思確認なしで山ほどオーストラリアへ送られ、奴隷のように扱われたという歴史、初めて知りました。
そのようにして送られた男の子が、実の姉からもらった「幸運の鍵」を握り締め生き、最後は幸せな生活を送り、亡くなるまでの第1部。
その父の人生を筆記し、父と共に渡る予定だった、ヨットでのイギリス行きをひとりで実行してしまう娘、アリーの航海中の日記が第二部。
もちろんひとりと言っても、造船所を営む母方の祖父や母の全面的な協力やら、世論をあげての応援もあるけれど、でも過酷な航海を父の「幸運の鍵」を手に乗り越える姿がすごい。
そしてアリーを見守るアホウドリ、これはもう父としか思えない。
ラスト、父の姉が見つかるのかどうか、ドキドキしながら読み進めました。
ところどころで号泣。
この本、ほんと、すごい。
おおぜいに読んで欲しいし、買いたいくらい!
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