読む日々

テーマばらばらの読書日記

ハルモニの風

2011-10-14 | 絵本
堀内純子「ハルモニの風」

 満州で日本人が経営する会社の重役として働いていた父のおかげで何不自由ない生活を送っていた少女が、ソ連侵攻によりたくさんの朝鮮人に助けられながらソウルまでたどり着く物語。


作者は朝鮮生まれの日本人。作中の主人公のモデルとなった人と知り合い、書いた話だそう。

満州からは日本人も大変な苦労をして引き揚げた。地続きなだけ、マシ?

満州国建国、という事に関して、また太平洋戦争という事に関して、歴史はまだ正確な位置づけをしていないような気がする。

この作者は明らかに日本を「悪者」ととらえている感じ?でも作中に出てくる伸二という青年にさせている発言が本音??
よくわかんないけど、あまり自分子どもには読ませたくないな、と感じた。(まあ、どうせ読みませんけどね)

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