才田喜代子「六十歳の初恋」
普段行かない、出身地の図書館で見つけた本。
なんとなく題名に惹かれて借りてきちゃいました。
茨城のとある街の駅近くで小さな赤提灯を切り盛りする女性。
単身赴任で来ていた一回り下の男性客と、なんとなく心惹かれ合う様子。
その後単身赴任を終えて帰京した男性。
後任のさらに若い男の子から彼の様子を聞いたりするものの、もう会うこともないだろう、と。
その男の子から聞いたアパートの名前になにかを感じ、付近を歩くと、十歳以前の記憶がなかった女性の頭に、実の両親と暮らしていた頃の断片的な記憶が蘇る。
ある日、一回り下の元常連客が訪ねてくる。
離婚したし、地元の北海道へ戻ったから一緒にいかないか、と。
一度は喜ぶものの、やはり自分はここに居なくては、との思いにかられ断る。
というストーリー。
昔は中年以降の人の恋だ愛だ、みたいなお話は苦手だったけど、自分がこの歳になるとわかる。
人間の心って、そんなに歳をとらない。
だから私なんて、今じゃあ若い男に骨抜きにされて笑(山﨑賢人くんと米津玄師さんね)、日々癒されてるもん。
それが現実にいる若い子でも、あってもおかしくないかもねー、ともおもう。
サラサラ読めて楽しかった。
満足度80
普段行かない、出身地の図書館で見つけた本。
なんとなく題名に惹かれて借りてきちゃいました。
茨城のとある街の駅近くで小さな赤提灯を切り盛りする女性。
単身赴任で来ていた一回り下の男性客と、なんとなく心惹かれ合う様子。
その後単身赴任を終えて帰京した男性。
後任のさらに若い男の子から彼の様子を聞いたりするものの、もう会うこともないだろう、と。
その男の子から聞いたアパートの名前になにかを感じ、付近を歩くと、十歳以前の記憶がなかった女性の頭に、実の両親と暮らしていた頃の断片的な記憶が蘇る。
ある日、一回り下の元常連客が訪ねてくる。
離婚したし、地元の北海道へ戻ったから一緒にいかないか、と。
一度は喜ぶものの、やはり自分はここに居なくては、との思いにかられ断る。
というストーリー。
昔は中年以降の人の恋だ愛だ、みたいなお話は苦手だったけど、自分がこの歳になるとわかる。
人間の心って、そんなに歳をとらない。
だから私なんて、今じゃあ若い男に骨抜きにされて笑(山﨑賢人くんと米津玄師さんね)、日々癒されてるもん。
それが現実にいる若い子でも、あってもおかしくないかもねー、ともおもう。
サラサラ読めて楽しかった。
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