「パンとバラ ローザとジェイクの物語」キャサリン・パターソン 作 岡本浜江 訳
1912年 冬の、アメリカ東部ローレンスの町でおきた、移民労働者達のストライキを舞台に、
移民の娘で、父を亡くし、母、姉、幼い弟と、せいかつのために間貸ししている外国人一家と暮らすローザ。学校では優等生だけど、とにかく貧しいし、姉は歳をごまかして働いている。
アメリカ人だが母は亡く、呑んだくれの父のせいで極貧の暮らしで食べ物もなく、父になぐられるのであまり家にも帰らず浮浪児のようなジェイク。
ひょんなことから知り合った2人は、偶然の成り行きで、ローザの疎開先に姉弟として同行する。
児童書とは思えないレベルの高さです。移民労働者達のストライキ、というものがよくわかります。
そしてひもじさというのは大変なものだな、と。
あるところにはある食べ物。
ヴァーモントに疎開してからの生活はまるで夢のよう。そして受け入れてくれた老夫婦の素晴らしさったら!!
ラストも、ローザは無事帰宅できるし、ジェイクは老夫婦に引き取られハッピーエンド。泣いちゃった。
背景が少し難しいから、中学生向けかな?でも大人にもおすすめです!
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1912年 冬の、アメリカ東部ローレンスの町でおきた、移民労働者達のストライキを舞台に、
移民の娘で、父を亡くし、母、姉、幼い弟と、せいかつのために間貸ししている外国人一家と暮らすローザ。学校では優等生だけど、とにかく貧しいし、姉は歳をごまかして働いている。
アメリカ人だが母は亡く、呑んだくれの父のせいで極貧の暮らしで食べ物もなく、父になぐられるのであまり家にも帰らず浮浪児のようなジェイク。
ひょんなことから知り合った2人は、偶然の成り行きで、ローザの疎開先に姉弟として同行する。
児童書とは思えないレベルの高さです。移民労働者達のストライキ、というものがよくわかります。
そしてひもじさというのは大変なものだな、と。
あるところにはある食べ物。
ヴァーモントに疎開してからの生活はまるで夢のよう。そして受け入れてくれた老夫婦の素晴らしさったら!!
ラストも、ローザは無事帰宅できるし、ジェイクは老夫婦に引き取られハッピーエンド。泣いちゃった。
背景が少し難しいから、中学生向けかな?でも大人にもおすすめです!
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