やりましたね。
あなたが背負うたくさんの期待と
大切な人たちの
切実な想いを背負って
見事に自分に勝ちましたね。
同じくマラソンをしている者には
ただこの日のために練習をし、
想像を絶する努力を重ねてきたあなたの
走っている姿はたまらなくかっこよかったです。
でももっと僕の琴線を震わせたのは
ゴールしてからのあのコメントでした。
「一度は辞めようと思った陸上でしたが、
ここに戻ってこれました。
夢を持つことで1日、1日充実した日々を過ごせました。
陸上に関係なく、
今、暗闇にいる人、悩んでる人、
1日でも三年後でも何でも目標を持つことで
一歩一歩、1日が充実すると思う。
どうか夢を持って1日を過ごしてほしい。
小学、中学、30代、中高年の皆さんも
24時間の時間は平等に与えられたチャンスの時間、
精一杯充実した日にしてください。
今日、みなさんのおかげで私はいい日になりました。」
年をとって、いろんな物事や感情にもまれてきた
中年のおじさんが言うならわかるけど
若干33歳の娘が言う言葉じゃありませんね。
Qちゃんが背負ってきたものがどれほど大きかったのか
痛いほど実感されますね。
テレビ画面の向こうで笑っていたQちゃんの
笑顔が涙でかすんだ優勝インタビューになりました。