今年のだんじりも終わった。
今年は新調以来務めてきた
ブレーキからもおりて
安全委員、つまり交通安全の役割で
だんじりの前方を走る役を務めた。
岸和田と違って
田舎の祭りは
パレード以外は
コース内全面通行止めとはならないので
露払いのように
前方の車を排除していく役割だ。
先回りを強いられるので
いきおい、走り回ることになる。
いつもの年に比べて
運動になるから、それはそれでいいんやけど
これまでかかとの薄い地下足袋しか
はいてなかったから
それで走ったら、
かかとを少し傷めてしまいましたわ。
ま、すぐ直るやろけど・・・
そして
ブレーキを引退して
今年初めての見せ場で
うちのだんじりが
やっちゃいました
信号破壊
右回りのやり回しが
大きく外にふくらんで激突
鬼板に向こう傷がつき
踏み板が割れちゃいました。
そして歩行者用信号が吹っ飛ぶと共に
総括が転落。
幸い大きな怪我もなく
曳行は続行できましたがね。
もちろんだんじりは
翌日に備えて
即日工務店が
出張修理をしてくれました。
それにしても
ブレーキを降りてからすぐの
衝突は
なかなか複雑な気持ちです。
悲しいような
それでいて
個人的には少しホッとするような
そして
今年の祭りでもうひとつ
大きな役割がありました。
祭りの二日目、つまり最終日の夜。
最後の最後に
交差点に
だんじりが4台集まって
お互いのエールを交換し合う
フィナーレというセレモニーをするのですが
このセレモニーの司会を
まかされていたのです。
結構酔っ払ってる連中も多く
町名など下手にミスると
状況によっては
うるさいことに・・・。
自町のだんじりの前に乗って
拡声器でしゃべりましたが
意外にも
緊張するかなと思いきや
我ながら結構落ち着いていて
アドリブも出せましたわ。
それにしても
大きな役は降りても
なかなか楽はさせてもらえませんわ