職場のメンタルヘルス事業のひとつである
ストレス検査を受けた。
いくつか、といっても数十項目の質問に答え、
専門家が判定するというものだ。
最近の生活状況からみて、
ストレスはかなりあるだろうと踏んでいたので、
しっかり把握しておかねばと考え、
まじめに正直に答えてやった。
というのも、
こんな質問形式の問診て、
変な見栄を張りがちですやん。
こんなことは全然平気やとか、
友達づきあいとか仲良くやってるでとか、
あるいは仕事にそんなに不満はない、
みたいな。
自分でそうでありたいようなことを
ついついチェックしてしまうよな。
まあ、
いろいろ質問項目の解答を組み合わせて、
そんな見栄を張ってることもお見通しで、
分析するときにはその辺の心の動きも
評価に入れるような仕組みに
なっているんでしょうが、
今回は余計なことは考えず、
まじめに心のままに
正直に答えるようにしてみた。
その結果が本日届いたのだ。
そうそう、話は飛ぶけど
ストレスといえば
昔たしかルネのトイレに、
ストレスと身体の関係について
書かれてあったよなあ、
ストレスはありすぎても
まったくなくてもよくなくて、
適度なストレスを持つことが大切だ、
みたいなことやった。
この診断結果にも、
こんな風に書かれてあった。
「ストレスは人生のスパイスといわれるように、
適度なレベルであれば集中力を高め、
仕事の能率をあげるなど、
プラスに働く場合もありますが、
過剰な状態が続くと・・・体調を崩す・・」。
ストレスについて
一般的に書かれてあるのは
大体このようなことやね。
これらを踏まえて結果を見てみた。
診断は、
3つの視点から分析されているものだった。
ひとつは、
「ストレスによっておこる心身の反応」
評価は、
1活気、
2イライラ度、
3疲労感、
4不安感、
5抑うつ感、
6身体愁訴
の6項目について
それぞれ6段階で評価され、
六角形のチャートに書かれてある。
それがこれ↓
これらからみてわかるように、
ワシのストレスレベルは良好らしい。
おかしいなあ、
もっとあるはずやけどなあと
奥さんに言ったら、
あんなにぐっすり眠る人に
ストレスなんかあるはずないと
一蹴されたわい。
次の視点は、仕事における
「ストレスの要因」。
全体的には標準レベルではあったが、
仕事の要因は比較的高く
身体的負担、
対人関係によるストレスは比較的低い。
この辺は自覚と一致しているなあ。
最後の視点は
「サポート要因」。
これは、
周囲からのサポートが
どれくらいストレスに影響しているか
というものだが、
概ねサポートによるストレスは少ない
という評価だ。
まあ回りの人に恵まれているということやね。
とりわけ、
家族や友人からのサポートが
満点であるというのは、
自分の信義に反しておらず、
非常に満足できる結果であった。
以上からみて、
私のストレスは
予想に反してとても良好なものだった。
待てよ、となると、
最近ストレスを感じるというのは、
これまでストレスがなさすぎたということなのか?
そうなのかもしれない。
これでようやく人並みになったということかな。
するとそんな近頃を
ストレスが多いと
嘆いているワシは、
よっぽど軟弱な人間やということになるのか。
う~ん、そんなこと考えてたら
ストレス溜まりそうですわい。