ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

収穫

2007年09月29日 22時55分14秒 | 自然
我が家の庭のヤマノイモに
今年も「むかご」が実をつけた。

何年か前、山からいただいてきた
むかごを庭に撒いたら
一株が根を出して
我が家の庭に定着したのだ。
むかごを「実」というのは
本当は不正確で、
正確には、栄養繁殖器官というらしい。
蔓(つる)のところどころにある
葉の腋に、2,3個の
珠芽をつけ、熟したら地面に落ちて
発根し新たな固体となるからだ。
その珠芽を「むかご」というのだ。



写真はごちゃごちゃしていて
どこにピントがあっているのか
わかりにくいけど
中央やや右寄りに
ぼーっと写ってる茶色の物体がむかごです。

ちょっと田舎に行けば
ざるに入れて
一山500円とかで
売られていたりする。
これをごはんに入れて
炊き込んだものを
「むかごめし」と言い
秋をあらわす季語となっているが、
本当においしい。
この小さいむかごの中には
ヤマイモの香りとコクが凝縮されているようだ。
ま、買ってきても同じ味なのだが
やはり自分の家の庭で収穫されたものとなると
また特別な感慨もあるのだよ。

今日は今年第1回目の収穫。
蔓を大きく揺らすと
おいしそうに熟したむかごが
ポロポロ地面に落ちてしまうから、
静かに収穫しないといけない。
というのも、落ちて発根して
狭い庭にヤマノイモに
繁殖しまくられても困るしな。
そうして、そうっと収穫した
今日の分は、これだけ



ひと秋でだいたい、この4~5倍くらいの
収穫がありまっせ。

明日のだんじり試験曳と
来週の祭り本番がすんだら
また第2回、第3回の収穫をする予定です。

そして、そのうち
大きく育った根っこを
掘り起こしたときには
また、報告するとしよう。



嵐の一日

2007年09月29日 00時21分07秒 | 仕事

今週はずっと
「決戦は金曜日」と位置づけて
いろいろその準備に没頭していた。
というのも
今日金曜日には、
会社の決算関係の会議があることになっていた。
その会議の場でのわしの発言が予想されるので、
本番となった今日は
いつもより早めに家を出て
会社に向かったわけだ。
当然、途中のコンビニの
寄り道などは中止だ。

たいした渋滞もなく車を走らせて
いよいよ会社まで
あと2キロというところまで来た時に
その事件が起こった。

「キュルキュルキュルーッ」

突然、女性の悲鳴にも似た
すごい音が
左後輪から鳴り始めたのだ。

自分でも耳栓したくなるほどの
えげつなく甲高い音だ。
当然、道行く人はみな
わしの車のほうを見ている。
あわてて最寄の
GSに車を入れた。
降りてみてみると、
左後輪に、荷造り用の
細い丸ロープが絡み付いている。

「原因はこれか!」と思い
店員に言って
そのロープを
はさみを使って
取り除いてもらった。
そして乗ってみると・・・

やっぱり依然として
狭いGS内に
同じキュルキュルキュル~
が鳴り響くではないですか。

店員によると
ブレーキのキャリパー内に
異物が詰まっている可能性があるが、
そのGSスタンドでは
キャリパーはずしの作業は
行っていないとのこと。
仕方がないので
JAFを呼ぶか、と思ったけど
いや、待て待て。
今日は決戦の金曜日だ。
こんなことしてる場合じゃないと
思いとどまり、
しかたなくそのまま
世間の目と耳にさらされながら、
2キロを走ってとりあえず
自分の駐車場にまで
車を持っていった。

おりしも今日は
秋の交通安全運動、平日の最終日。
交差点ごとに
警察官が立っている。
これでその警察官に
整備不良などで捕まったら
目も当てられんわな。
したがって
強行突破も辞さない覚悟で
車を走らせたのですが、
幸いそういう憂き目に遭うこともなく
無事?に駐車場についた。

昼に決戦の決算会議があるので、
わが社の車両整備の技術屋さんに
見といてもらうようにキーを渡してお願いし、
わしは決算の会議に出席した。

会議ではいくらかの質問も
あるだろうとは思っていたのですが
その予想は大ハズレ。
いくらかどころか
合計4人から、わし担当部分の質問を
いただいた。
仕事のことだから
これ以上詳しく書けないけど、
とにかく、早い話が
わしに質問の嵐が押し寄せたわけなのだ。

午前中の初答弁では
口の中が乾いてパリパリに・・。
午後からはさすがにわずかに慣れてきて、
ようやく質問者の顔を見ながら
説明ができるようにもなってきた。
当然、「~でございます」は連発。
おまけに最近覚えたのが
語尾の最後を
「でございますので、よろしくお願いします」
で締めくくると
発言を終えやすいのだ。

そうして少し慣れたかなと思う頃に
ようやく4時間の会議が終了した。

ホッ

会議後、すぐに整備員に連絡し
車の状況を聞くと
「何も音が鳴らなかったですよ。」
というではないですか。
車を止める直前まであんなに
悲鳴音がしてたのに、

それはおかすぅい

予想外に早く会議が終わったので
一度、自分でも確かめておこうと
駐車場に行って車に乗ってみた。

確かに、音がしない

多分、絡まりあってたのが
荷造り用のビニールの細い丸紐だったので
走行中の摩擦熱で溶けたりしたのかな。
いずれにしてもなおってよかったよかった、
ということで、その後は
終礼まで、仕事をばっちり済ませ、
デスクも一区切りということで
少し片付けてみた。



これが私のデスク

さあて、帰るかと
パソコンを閉じて
外に出ると
さわやかな秋空が広がっている。

車に乗り込んで
よおし、今日はジムでも行こうかなと
思いながら走らせていると

きゅるきゅるきゅるっ!

え~、またあの音が。
これはいかん、もうこのまま
いつも世話になっている
岸和田のディーラーまで
乗って行くことにした。

回りの車の運転手はじろじろ見るわ、
道行く人は指差して何か言ってるわ、
痛いほどの視線と
耳が痛いほどの音に包まれて
ようやく目的のディーラーにたどり着いた。

事情を話すと
早速、作業をしてくれた。
車をジャッキアップし、
タイヤをはずし
ブレーキのキャリパーを
開いてみる。
と、そのとき
そこから何か黒いものが
転げ落ちた。
すわっ!パッドのかけらかあ。
それとも、ブレーキディスクの破片かあ。
整備員に確認していただくと
車の部品の一部ではないとのこと。
よく見ると、多角形の一部の面が
ピカピカに光っているその黒い物体は
どうやら
車にロープが巻きついていたときに
巻き上げたんだろうというのが
ディーラ整備士の見解だ。



その黒い物質の写真がこれ。
どうも、感触は道路の
アスファルトの一部か
または黒い石炭のようなものだった。
整備士も首をひねっていたなあ。
それを取り除くだけで
音は劇的になくなりましたわい。

しかし、それにしても
今日は嵐のような一日でした。

かなり疲れたましたあ。