10月6日、7日の祭り本番に向けて
今日、試験曳が行われた。
耳元で鳴り物が笛を吹き
乾いた鐘の音がカンカンと
頭の中に響き渡る。
そして大太鼓が、一打ちされるたびに
法被がビンビン震えるのだ。
難聴になりそう。
そして
雨の中、目の前に並ぶ青年団の背中からは
ほとばしる熱気が
蒸気となって湧き上がる。
こんな、雰囲気を味わうのは
2年ぶりやな。
今年は、役員なので
だんじりの前に乗ったのじゃ。
生憎の雨降りで、
路面は滑るし、やりまわしの
制御が難しいやろなあ。
と思っていた危惧が
現実になったのが
パレードコース、3回目の交差点だ。
やりまわしで右折しただんじりが
内側に切れすぎて
右の街路樹に一直線。
交通標識をなぎ倒し、
街路樹の大枝を折ったところで
ようやく停止。
我が町のだんじりも
相応の痛手を負った。
それにしても
あんなときって
スローモーションのように
景色が流れていくんやね。
まず前梃子が逃げたのを確認。
次に、自分の体に
迫ってくるものはないか
大きく目を開いて見ていた。
こんなわしの目だけど
多分、ギョロっと見開かれていたに違いない。
ま、怪我人がなくて何よりでしたな。
さあ、本番は来週。
最後におまけ、
法被とカッパで、はい
オッパッピ~