今日、腕にフンを落とされたので
プールから帰ってから
近所の野鳥を観察して回った。
わしにフンを落としたやつは
どいつじゃー。
家の近所を歩いていると
最近はツバメがいっぱい飛び交っている。
我が家の周りのような古い旧家の多い田舎では
巣はたいてい
大きな家の門屋などに作られていることが多い。
ツバメもわかるんやろねえ、
「寄らば大樹の陰」ではないけれど
やっぱり大きな家が安心なんかな。
ツバメが巣を作る家には
火事は起こらない
なんていわれているよなあ。
以前取材したときに
家の人は
今年も来たかあという
ほっとした気持ちと
家が汚れるなあという
気持ちが入り混じった
複雑な気持ちらしい。
そんな家に、今年も
「頭上注意」の張り紙が
掲示されている。
そんなツバメにとって今は
巣作り、子育ての季節なんやろねえ。
すでに雛がかえった巣では
近くを親ツバメが通り過ぎると
小さなヒナたちが顔を上げて
いっせいに口を開ける。
ツバメは穀物は食べない。
もっぱら害虫と言われる虫たちを
食するので益鳥の代表格だ。
きっと外ランの邪魔者
蚊柱も彼らにはご馳走の山なんやろねえ。
樹々につき始めた毛虫を
捕まえているかもしれないしな。
雨上がりの町を
スーッと低く飛びすぎる
ツバメたちの姿は
ほんと、この季節の風物詩だ。
街中を抜けて
田んぼの中の田舎道を
歩いているときに
人間を威嚇するように
攻撃を加えようと迫ってくる鳥がいる。
ケリ
これは田んぼや畑をテリトリーとしており、
おこされた畝などに巣をつくり
子育てするためにエサをあさっている。
そんな巣の近くに近づくと、
「キキキキーっ」と
ママちゃりブレーキのような
声で鳴きながら
威嚇してくるやつ。
そんなに大きくもないくせに、
なかなか気が強く
生意気な鳥だ。
ちょうど今頃は
ムクドリくらいに大きくなった
ヒナを育てるために
えさの調達に
大忙しだ。
先日、エイの帰り道。
すっかり夜だというのに
畑で鳴きまくっていたなあ。
一晩中あれなら、近所の人はたまらんじゃろな。
この、「ケリ」
昔は、あまり見かけなかった鳥のような
気がするが、最近はほんとに
よく見かける。
これも温暖化の影響かなあ。
街中に戻ると
もう一種目立つのが
カラス
近所の神社のクスノキの
高~い梢に巣を作っており。
毎早朝、我が家の前の電柱の先っぽで
「アホー、アホー」と鳴きよる。
あるとき
近所の幼馴染が
地面でゴミをつついているカラスに
石を投げたら、
それ以来、そいつめがけて
カラスがフン攻撃を仕掛けてくるらしい。
そして、数日後
油断しているときに
頭に、ひとかたまりの
爆弾を落とされたとのこと。
まさに
カラスター爆弾
ちなみに彼とカラスの
戦争は今も続いているらしいわい。
わしみたいに
腕に落とされたくらいましなほうやね。
どちらかと言えば
親父がえさを撒いたり
庭木にみかんを置いたりしているから
その身内として
感謝こそされ
鳥の恨みを買うような
覚えは一切ない。
もしかして、
ウレフン
ま、そういうことにしておこう。
そんな爆弾を落とした犯人は
そのとき聞いた鳴き声から推察するに、きっと
ムクドリ
なにはともあれ
町の鳥たちには新しく
そして忙しい季節の到来です。
九州南部はもう梅雨入りしたらしいなあ。
明日から、もう6月。
大好きな夏が近づいてきたぞ~。
でもその前に
梅雨
うっとうしいねえ。
でもそれなりに楽しみも
見つけるのがdoiron流じゃ。
庭を見ると
もう我が家のアジサイも
花をつけ始めている。
ちなみに後ろに写っているのは
我が家の番犬
猛犬「グー」ね
アジサイの
青やピンクは、本当は花じゃないんやけど・・
まあ、そんなんはいいとして、
他にもいろいろ梅雨の
風物詩があるよ。
庭の片隅の
暗いところには
ドクダミの花が咲いている。
今の家に建て替える前から
そこに咲いていたものの子孫だ。
50年以上、毎年咲いている。
脈々と世代を引き継ぎ、
絶えずによく咲いているよなあ。
今度葉っぱを乾燥させて
お茶にでもしてみようかなあ。
我が家の歴史が
染み込んだお茶だ。
渋いかな、甘いかな、
それとも薄~いかな。
我が家には、あと
メダカ(黒メダカ、ヒメダカ)も
いてね、これが今
卵を産みまくっている。
これはヒメダカね。
庭を散歩していると
(と書くとメチャ広そうやけど
10歩で端から端まで行く)
梅雨には梅雨の
風情があって、
空には鳥の鳴き声が
梅雨の空に響きわた・・・
ぺちゃっ!
ん?
なんじゃこりゃー
なんじゃこりゃー
なんじゃこりゃー
・
・
と村中にdoironの叫び声がこだました。
だって、わしの左手にフンを
落としていきおったのじゃ。
まったく、風情が台無しじゃ。
気を取り直して、
プールに行った。
明日からはもう6月。
そこで今日の目標は
皆生と同じ、3キロの完泳。
プールに行くと
泳げるコースに3人入っていた。
普通なら、その時点で
やる気が
しかし、今日のdoironはめげないぞ。
パンツの紐を結びなおして
いざ、出発
平泳ぎの人に追いついたら
12.5mで一度立ってターン。
ただでさえ、周回を数えるのが
おぼつかんのに
頭の中が混乱してアホになるのを
今日はしっかり踏みとどまれたぞ。
25mプールを都合60往復。
タイムは1時間7分じゃった。
レースまでには一時間を切りたいもんじゃ。
さて、明日は梅雨前の最後の
晴天だろう。
皆生と同じ145キロのバイク・・・
は無理かなあ。