ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

男の料理Ⅱ

2008年10月26日 22時37分36秒 | 生活

近所の人のお葬式を終え
ばあちゃんの買い物やお世話
そんな陣中見舞いも済ませて
帰ってきてから晩飯を作った。

奥さんは仕事で今日も遅くなるのでね。

今日のメインメニューは

ポテトグラタン

略してポテグラね。
友達が教えてくれた
オススメ簡単料理だ。

簡単、とはいえ
普段ほとんど料理をしない
わしらには
わからないことだらけだ。

まず、芋は茹でる前に
芽を取るのか聞いたら
不用とのこと。
泥だけ落として茹でてみた。
この時、塩を入れたらよかったのかなあ?
わからないので
とりあえずそのまま鍋に入れて
茹でた。



こんな感じ。

箸でつつきながら湯で具合を
常に確認。

ん?茹でてるうちに
湯が少なくなってきたぞ。
たしか、芋はひたひたのお湯で
茹でよと言ってたなあ。

あわてて別の鍋に
湯を沸かし追加した。
ほっ、ひと安心じゃ。

そうこうしているうちに
今度は鍋の中で
芋(メークイン)の皮が
剥けはじめたではないか。

たしか芋の皮は
茹で上がってから
乾煎りすれば剥きやすい
などといってたのに
このままじゃ
茹でてる段階で
勝手に剥けてしまうじゃんかいさ。
茹で加減や時間がわからんから
箸でつつきすぎたのかなあ。

一体どうなるのか
はらはらドキドキしながら
鍋を見守った。
ていっても、見てるだけなのじゃが。

一定時間が過ぎてから
割れないようにと
勇気を出して、箸で再度つついてみたら
箸は芋を見事に貫いた!

できてるジャン
そっと、湯を捨て
皮剥きにかかったが、
これが、もう箸で簡単に剥けてしまった。

しかし、薄皮だけでなく
ある程度の厚みを持って剥けて行くのだが
これでよかったんだろうか。

「その皮のすぐ下のところが
おいしいし栄養あるねん」
なんてしかられそうだが、
無事に裸の茹で芋ができたんだから
よしとしておこう。
多くを望んではいけないと
自分を納得させ、
さあ、次は
具を投入だ。

聞いたところでは
にんにくを二粒くらい
摺って入れるとよい
といってたが
我が家はあまり生にんにくを
使わないので、
チューブ入りを買ってきた。



しかし、ふた粒とは聞いてるものの
どれくらいの量の
芋に対してふた粒なのか
その辺がアバウトだ。

チューブでもいいかと
教えてくれた友達に
メールでたずねたら
それでもいいけど、
量はスプーン1杯くらいでとのこと。

全体の量がどれくらいなのかなあ?

まあいいや。

とりあえず言いつけどおり
スプーン1杯のにんにくを
いれ、
消費期限が少々切れているのが
気になったが、
これも缶だしよかろうと
ツナ缶を油を捨ててから
ひと缶加えた。

お~っと、
忘れちゃいけねえ

もちろんその前には
ちゃんと塩コショウをしましたぜ。

そして、最後に
牛乳を少し入れて
グラタンの具は完成した。



さて次だ。

これらを小皿に分割した後
とろけるチーズを
乗せるのだが、
この量がまたわからんのじゃ。

今日の魚座の運勢は
どうじゃったかな?

「知らず知らずのうちに
ものごとが適正に進む
抜群の一日。キラリン

であることを願って
買ってきた低脂肪とろけるチーズを
ひと袋ちょうど使い切るように
乗せてみた。

「うんうん、ちょうどいい具合に
具の表面をすべて覆うように
ちゃんと分散できたぞ。」



そして、これをオーブンで焼くっと

ん?オーブンとな

いつも使っている電子レンジを見ると
たしかにオーブンレンジとなっている。
スイッチを見ると
「オーブン(醗酵)」とか書いてあるし
これでいいんだろうか。
レンジでチン!しかしたことしかないしなあ。

もしここでミスったら
これまでの努力が水の泡だ。

慣れない器具はやめて
オーブントースターで
焼くことにした。

皿ごとトースターに入れて
タイマーをセット!
ヒーターが赤くなるにつれ
また別の不安が沸き起こってきた。

「果たしてこの皿は
耐熱だろうか?
あんまり熱くすると
パリンっと割れるのではないか。
あんまり近づかないほうが
いいぞ」、と思いながらも
チーズに焦げ目が付く時間的な
感覚がわからないから
近くて見守っていないといけないし・・・

結局、オーブントースターの前で
またもやドキドキしてしまった。

そして約5分。
焦げ目がころあいになった頃を
見計らって取り出した。



こんな感じだ。

おそるおそる、一口を
口に運ぶ。







おぉ

おぉぉ

おぅぉぉぉ~

まいう~

これはうまい!


アイ アム ア シェーフ!

思わず叫んじゃいましたあ。
少し焦げたチーズの
コクと歯ごたえに
ポテトのマッタリ感。
加えてにんにくの
ガーリックな感じがピッタリじゃん。

まるで、グラタンの
トライアスロンやあ~
って、わけわからん。

doironクッキング史上
2番目に(ちなみに
一番目はカレーね)おいしい
料理でした。

やっぱり、今日の魚座は
キラリンな一日やったに違いない。


お葬式

2008年10月26日 15時59分20秒 | 生活
一切の会式を終えて帰ってきた。

幼馴染は喪主ではなかったが
ちゃんと姿を見せてくれた。
悲しみの中で
はにかむように
笑いながら挨拶してたな。

「ちょくちょく顔出せよ~」と
みんなに言われてたな。

父親が亡くなって
村の実家には母親だけが
残された状態となる。
その母親も脚が悪いため
言われなくても
これからは
面倒を見るために
頻繁に帰ってくるだろう。

そして来年の祭りには
昔と変わらぬ姿で
村の人たちと
楽しめたらいいな。

謹んで
親父さんのご冥福を
お祈りいたします。