ずっと心にひっかかっているのに目をつぶり、
そ知らぬ顔で毎日ブログを更新してきましたが、
やっとその引っかかりの部分を、
気にせず書くことができるようになりました。
実は、先日の人間ドックでの検査結果から
「10%の確率で前立腺に癌がある」
と医者に宣告されていたのです。
それを聞いたときは
頭が真っ白になりましたね。
え?髪ではありませんよ、頭の中が、です。
それと同時に、
もう一人の冷静なdoironも頭の片隅にいて
「医者ってひとごとみたいに話すんやなあ」
と思ったりもしたもんです。
たしかにひとごとやけど・・・。
その日はショックで、
ドック後友人と新世界で串カツを食べていても
思わず
「ロースと前立腺を一本ずつ」
なんて言ったとかいわないとか。
その日は結局一人でじっと抱え込んでいたのですが、
さすがにミセスdoironには打ち明け、
後日に精密検査を受けることにしたのです。
それからひと月半、
仕事の合間にいろんな検査を重ね、
最後にMRIも撮って、
結果はというと、幸いシロでした。
それがわかったのはほん2、3日前のことです。
検査の日々の間は、
正直いって心中は決して穏やかではありませんでした。
ブログに書くのも、
みんなに心配かけるし、
同情をかってるみたいで
いやだったので書かなかったんです。
お尻に指を突っ込まれて、
前立腺をまさぐられたときには
「初めてお尻を弄ばれ
奪われてしまった」と書きたかったし、
初体験のMRIで
いびきをかいて寝てしまったことも
書きたかったんですよ。
でも、本当にそれで結果が
クロと出たらバカみたいじゃないですか。
あいつは最後の最後まで
バカだったなあと言われるじゃあ、
あ~りませんか。
(それでもいいけど・・・)
でも、宣告から日が経つに連れ、
そんなバカなことを書きたくなるほど、
気持ちは持ち直してきていたのです。
我ながら、
よくよく楽天的にできているんだなと
そんな時に改めて気がつきましたわい。
振り返ってみると、
まず、宣告のきっかけとなった最初の検査は、
バイクで転倒し、
その腰痛のために胃のレントゲンを受けられず、
それを振り替えてもらって受けた
オプション検査でした。
もしそれが幸いし、
そこで早期発見に至ったんだとしたら、
バイク転倒は神様がくれた
プレゼントだったと思えばいいじゃないか。
それに、同じ前立腺がんを患って、
アースマラソンを中断していた寛平が
再び走り始めたというニュースにも
力をもらっているじゃないか。
そんな風に
いい方にいい方に
物事を捕らえていける
自分の性格に
我ながら助けられた日々でした。
結果的にはシロでしたが、
人生を振り返ったり、
先のことを考えさせられる
きっかけももらったことも、
ある意味神様が与えてくれた
期間のようなもので、
これもよかったかもしれません。
考えたら10%の確率で癌、
といっても考えようによっちゃ
9割は違うってことだったんですね。
でもさすがに、
バイク転倒で身体的に腰を痛め、
医者の宣告で精神的にも辛い状態で
皆生を目指して
ハードトレーニングにハゲむ
などという無神経なことはできませんでしたが、
ちょっとした休養と
そしてじっくり自分について
考える時間をもらったんだと
思うことにしました。
だから、結果が出たその日は、
とても清々しい気分でした。
これでひとつ気持ちをリセットできる。
明日からまたがんばれる。
そう思いながら
ほっと下半身をなでおろしたdoironなのでした。
そ知らぬ顔で毎日ブログを更新してきましたが、
やっとその引っかかりの部分を、
気にせず書くことができるようになりました。
実は、先日の人間ドックでの検査結果から
「10%の確率で前立腺に癌がある」
と医者に宣告されていたのです。
それを聞いたときは
頭が真っ白になりましたね。
え?髪ではありませんよ、頭の中が、です。
それと同時に、
もう一人の冷静なdoironも頭の片隅にいて
「医者ってひとごとみたいに話すんやなあ」
と思ったりもしたもんです。
たしかにひとごとやけど・・・。
その日はショックで、
ドック後友人と新世界で串カツを食べていても
思わず
「ロースと前立腺を一本ずつ」
なんて言ったとかいわないとか。
その日は結局一人でじっと抱え込んでいたのですが、
さすがにミセスdoironには打ち明け、
後日に精密検査を受けることにしたのです。
それからひと月半、
仕事の合間にいろんな検査を重ね、
最後にMRIも撮って、
結果はというと、幸いシロでした。
それがわかったのはほん2、3日前のことです。
検査の日々の間は、
正直いって心中は決して穏やかではありませんでした。
ブログに書くのも、
みんなに心配かけるし、
同情をかってるみたいで
いやだったので書かなかったんです。
お尻に指を突っ込まれて、
前立腺をまさぐられたときには
「初めてお尻を弄ばれ
奪われてしまった」と書きたかったし、
初体験のMRIで
いびきをかいて寝てしまったことも
書きたかったんですよ。
でも、本当にそれで結果が
クロと出たらバカみたいじゃないですか。
あいつは最後の最後まで
バカだったなあと言われるじゃあ、
あ~りませんか。
(それでもいいけど・・・)
でも、宣告から日が経つに連れ、
そんなバカなことを書きたくなるほど、
気持ちは持ち直してきていたのです。
我ながら、
よくよく楽天的にできているんだなと
そんな時に改めて気がつきましたわい。
振り返ってみると、
まず、宣告のきっかけとなった最初の検査は、
バイクで転倒し、
その腰痛のために胃のレントゲンを受けられず、
それを振り替えてもらって受けた
オプション検査でした。
もしそれが幸いし、
そこで早期発見に至ったんだとしたら、
バイク転倒は神様がくれた
プレゼントだったと思えばいいじゃないか。
それに、同じ前立腺がんを患って、
アースマラソンを中断していた寛平が
再び走り始めたというニュースにも
力をもらっているじゃないか。
そんな風に
いい方にいい方に
物事を捕らえていける
自分の性格に
我ながら助けられた日々でした。
結果的にはシロでしたが、
人生を振り返ったり、
先のことを考えさせられる
きっかけももらったことも、
ある意味神様が与えてくれた
期間のようなもので、
これもよかったかもしれません。
考えたら10%の確率で癌、
といっても考えようによっちゃ
9割は違うってことだったんですね。
でもさすがに、
バイク転倒で身体的に腰を痛め、
医者の宣告で精神的にも辛い状態で
皆生を目指して
ハードトレーニングにハゲむ
などという無神経なことはできませんでしたが、
ちょっとした休養と
そしてじっくり自分について
考える時間をもらったんだと
思うことにしました。
だから、結果が出たその日は、
とても清々しい気分でした。
これでひとつ気持ちをリセットできる。
明日からまたがんばれる。
そう思いながら
ほっと下半身をなでおろしたdoironなのでした。