テレビではまだまだ連日
東日本大震災の様子が
報じられている。
あれから、もうひと月・・・
僕らは多くのことを
目の当たりにしたし
いろんなことを考えた。
それは、時には
胸に突き刺さるような悲しみであったり
拳を握りつぶさんばかりに
こみ上げる怒りであったり、
とても現実とは思えないような
驚きであったりする。
まだまだ続く、長く苦しい戦いを前に
決意を新たにした被災者もいただろう。
生きてる喜びを
しみじみと実感された
幸運な被災者もいるでしょう。
1分間。
日本中の多くの人たちが
祈ったのは、
亡くなった人の冥福と
そして何よりも
被災されて現地で
懸命に生きようとしている
あなた達のためだったと思います。
doironもお祈りしました。
デスクの前に立ち、
胸に手を当てて
黙祷しました。
僕の胸にまず去来したのは
1カ月前のあの日あの時よりも
なぜか4ヵ月弱前の
doiron自身を襲った
あの日あの時でした。
あのときに、小さな偶然が
いくつも積み重なって
生き残れたことが
僕にとっては、
被災された皆さんのあの日あの時と
重なってしまうのです。
そう、共通に抱いてほしいのは
「生かされている」
という思いでしょう。
悲しみも辛さも
生きていればこそです。
力強く、負けずに頑張っていきましょう。
黙祷の1分間。
言葉にはならなかったけど
僕の胸の奥で湧き上がった祈りは
そんな形をしていたように思います。