車が新しくなって半月が過ぎた。
早く運転に慣れようと、
通勤時にいつもと違う道を
わざと遠回りなんかしながら
乗る時間を増やしている。
時は春。
巡るコースによっては
様々な形の春を目にして楽しい。
トヨタのアイシスから
日産のX-TRAILへと乗り換えたわけだが
新しい車の走りの印象は、
というと、そうさな
ちょうど、バイクを
LOOKからTREKに
乗り換えた時のような
感触かな。
ん?マニアックすぎてわからん?
そらそうですな。
LOOK→TREKと暦乗してきた人
って、そんなにはいませんわな。
つまり、よりキビキビ動くように
なったって感じかな。
細かいところでも
トヨタと日産は微妙に違う。
小さな装備をひとつひとつ比べてみると
日産はある部分で
完成度が高いのだが、
トヨタは全般によく考えられていたって
印象だ。
乗車シーンの中で
あれ?トヨタだったら
こういうことに細かい気配りが
あったのだが、
日産にはないということが、ままある。
また逆に、さすがに日産は
こんなところがトヨタよりすぐれているな
ということもある。
例えば、トヨタの場合
ガソリン給油のときに
ボディのふたを開けると
そこに「レギュラー」と書かれてあったが
日産にはそれがない。
代わりに、タンクのキャップホルダーが
ついてあったりする。
レギュラーであることはわかっているのだから
そんなことに手間をかけるんだったら
キャップホルダーの方が
ヘビーユーザーには便利だろうということだろう。
また、収納スペースは
日産のほうがルームスペースを
活用して、たくさん作ってあり、
とてもありがたいのだが、
用途別に収納スペースの形状が
工夫されているのがトヨタだ。
そういった側面から考えると
技術者が車を機械として
すぐれたものにしようとしているのが日産で
車をパートナーとして
ドライバーよりに作ってあるのがトヨタだ。
そのような感覚が
走りにも微妙に現れていて
技術的にすぐれた走りをするのが日産で
万人向けに無難な走りをするのがトヨタだと
いえるのではないかと思う。
これまで乗ったトヨタは3台
日産は2台
たかだか、そんな経験で
世界のトヨタと
技術の日産を比較するのは
おこがましいが、
いちユーザーとして
そういう印象を持っているdoironなのじゃ。