ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

添える言葉

2013年02月05日 23時27分19秒 | お絵かき

絵を描くのも近頃かなり楽しくなってきた。
むつかしいなあと思う素材も
だいたいイメージ通りに
描くことができるようになってきた。
描き始めた当初は
色の混ぜ方、塗り方
水彩絵の具の特性など
何もわからなかったけど
少しずつ色の入れ方が
わかってきたように思う。
油絵具は、重ね塗りで
色を置き換えることもできる
ように思うのだけど
水彩は一度塗ったうえに
ごちゃごちゃ重ね塗りをすると
キレが悪くなる。
だから、水彩絵の具の特性を生かして
面で重ね塗りするのが理想だろう。
と、思っちゃいるけど
これがとっても難しい。

色を置いたあとの、イメージ力を研ぎ澄ます
ことが、これからの課題になるかなあなんて
考えている。

そしてもう一つ
添える言葉もなかなか
創造力を要求される。
一枚絵を描いたら
それに添える言葉が
完成するまでは、ヒマさえあれば
考えており、
寝ているときに浮かぶこともある。
文字通り、そんなときには
寝ても覚めても考えている。

しょうもなくても、自分なりに満足いく
言葉を紡ぎだすことができたら
次は、その字を空いたスペースに
バランスよく入れるための思案だ。
これもやはり、イメージ力がいる。

これだと思って字を入れてみたら
めちゃバランスが悪かった
なんていうのはしょっちゅうだ。
なかなか、自分で気に入った作品
となるまでには
ハードルがいくつもある。

絵手紙の創始者と言われる
小池邦夫さんは
そんなこと何も考えずに
どんどん書けばいいと
その著書で言ってるけど
もともと基礎のある人だから
なぐり書きのような作品でも
味があるわけである。

絵の技術、書の技術
言葉の創作、イメージ力
もっともっと高めたいと思っている。

では最後に、最近の作品をいくつか。



玄関に置いてある水耕栽培の
ヒヤシンス。
透明な容器にたくさんの根が
詰まっている様子をみて
描けるかな~と思って描いてみたら
意外に雰囲気が出た。
透明容器の描き方
また容器を透かして見る植物の
姿が難しかったが、これを描けたことで
自信は少しステップアップしたかも。

絵は出来ていても
なかなか言葉が思い浮かばず
放置したままの作品もいくつかある。
これは昨年12月に描いて
ずっとそのままにしてあった絵に
最近ようやく言葉を入れたもの。



常に頭の片隅に
未完成という思いがあって
そんな作品には
ある日急に言葉が降りてきたりするんだわ。

そしてこれは雨降りの日に
裏の公園で見かけたワンショット。



思い切って雨を線で描いてみた。
そして水滴も見たままを描いたら
意外にそれらしくなったかな。

最後にこれは、これまでの
塗り絵的に色を入れていく手法とは
全然違った描き方で節分に描いた作品。



輪郭を取ることなく
一気に絵の具を面的に置いて
形を作るというよくある水彩画の描き方で
描いてみた作品。
これからはこういう描き方も
たまにしていこうと思っている。

doironのお絵描きライフ
はてさてどこまでゆくのやら