ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

疏水はまず山科へ1

2020年01月04日 21時28分26秒 | ウォーキング

今年もねえ、いろんなところを
歩いて楽しもうと思ってはいるのですが、
ちょっとねえ歩く場所が
かなり少なくなってきました。
いろんな歩き案内本を見ても
たいていのところは歩きを
経験済みなのだ。
しかも大阪府内となると、
かなりコースが限られてくる状態だ。
でもねえ、いただいた命も
大切にしていかなくてはなりません。

いろいろとテーマを決めたりしながら
この歩きまわる遊びは続けていくよ。

今回は、新年ですが
歩きのネタがたまっています。
昨年の11月の歩きになりますが
早速そのことを書いていきましょう。
日時がややこしくなりますが
まあ許してくださいね。

今回の目的は琵琶疏水沿いのコースだ。

これまで琵琶湖疏水は
山科から蹴上までは
桜見学の時期に歩きました。

あと蹴上から南禅寺のあたりも
歩きましたねえ。
ということは残るは
伏見の方へ流れる本線を残して、
京都の街中部分の疏水は
山科までの部分と南禅寺以北で
哲学の道から白川疏水を通って
高野川に注ぎ込む分流までが
残っていることになります。

まず分流の「哲学の道」なんかもいいねえ。
その名前からしてもdoiron全体から
漂うシュールな感じが似合いそうですねえ。

でもまあそれは後に置いておきましょう。

今回は本線である琵琶湖から
山科までの区間を
歩いていくことにしましょう。
そう疏水の初期の部分ですね。

多くが山の中のトンネル部分ですけど、
その経路を意識しながら
進んでいくことにしましょう。

まずスタート地点までは
車で出かけますよ。
やっぱりねえ、車は運転があるけど、
らくちんです。
特にこっち方面は京滋バイパスを
通って楽に走っていけますしね。
石山寺で降りて浜大津の方へと
向かって行きます。



今回のコースを歩いていくと、
京阪石山坂本線で帰ってくるのが
便利ですから、
三井寺駅へと向かい
その近くの安めの駐車場に車をとめます。

もう歩き始め地点のすぐ近くです。
ではさっそく歩き始めましょう。

まずは疏水の出発地点である
琵琶湖の入水地点に向かいます。
疏水の最初からとなると
この辺は確認しておかないとね。

琵琶湖につながる水路を
上流に向かって行くと、
湖西道路の大きな橋のところに出ます。

ああ、ここにはいろいろと
流量調節なんかのための樋門のところですね。
こういう門や、




こういう門があります。



まあびわ湖疏水は自然にできた
流出水路ではないですから、
その排出量とかはきちんとしていき、
自然の力と上手に付き合って
行かないといけませんからね。

この疏水の琵琶湖と接した地域は、
この北側にも第2水路が
彫られているのでそちらとの
関連も一体で管理されているはずです。

なにせ、1秒間に23トンもの
水を流す水路ですからね。

これがねえ、なんと工大を出たばかりの
田邉という若い設計士が
関連して作っていったそうです。

明治の初期頃の計画とはいえ、
その用地確保なんかも
大変だったんでしょうねえ。

お上の命令だ見たいな
感じだったのかなあ。
今だったらアセスメントや
都市計画とかの関係もあって、
なかなか着工もできないでしょうねえ。



さあでは琵琶湖と接している地点も見たので
ここから下流に向かって進んでいきましょう。



しばらく疏水に沿って歩いていきますと、
こんな日本料理「疏水亭」が有ります。



ああ、ここで豪華日本料理で
昼食を…なんてことはありません。
この日はお弁当でお出かけだったのです。

その疏水亭のところで、
この先の道のことを考えて
疏水を離れて南の方に進んでいきます。

あ、道標がありますよ。





どうやら石山方面を
案内しているようです。

その先を右に曲がっていきます。
すると山の方に大きな神社が見えます。



これが長等神社です。



ここは天智天皇が須佐之男命を
祀られたのを始まりとしています。
三井寺の鎮守社でもありますので、
中に入ってお祈りしていきましょう。

「今日は疏水を見失わないように
歩かせてください」

よーし、これで今日の歩きは
充実するかな。

なにかいいものが待っていますように。

続く