ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

兵庫なぎさ海道1

2017年09月26日 21時02分07秒 | ウォーキング

この夏に歩きに行く計画の中で、
明石ともう一つ楽しみに
していたところがある。

それが神戸のなぎさ海道だ。

天然の良港として発展してきた、
兵庫の港を舞台にしたエリアである。
歩くコースを考えたら、
駅でいうと「兵庫」と「神戸」駅の
間をあるくということになるわけだ。

まあ名前的にはとっても
豪勢な駅なのだが、
発展し近代的に進んだ駅かというと
そんな感じもなく、
じんわりと人のにおいのする
昔からの歴史エリアの駅なのである。

地域的には運河やお寺神社も散在しており、
歩いて楽しむスポットも非常に多い。

そしてここには運河のある町を
発展させていった歴史上の
人物との出会いもある。

平清盛



と高田屋嘉兵衛



清盛はまあ西行との関係で
本を読んだし、高田屋嘉兵衛は
6巻中4巻まで読んでいる
司馬遼太郎の「菜の花の沖」で
ちょっと途中で止まっているけど
船乗りのことなのだ。

いずれも、彼らの熱い想いが
大きなことを成し遂げた、
という実績で長く語られている。

そんな彼らの関連する場所が、
このエリアの各地に
散らばっているというのだ。

それだけでも面白そうなのに、
加えてもう一人の人もまた
この地域に絡んでいるという。

そこで働いていた登山家で、
名前は加藤文太郎である。



あの新田次郎の「孤高の人」で
取り上げられた登山者で、
単独行で各山を精力的に歩いた
実績はものすごく、
doironもそれに心酔して
若いころにはどんどんと
山登りにはまらせていった
という人物である。

かれは、この散歩コースにある
会社で働いていたという過去をもっている。

いやあ、そんな風にけっこう
doironの心を揺さぶった人が
多く関連していた地域なので、
歩くのに絶対楽しくないはずはないのだ。

これはもうとても
楽しみにしていた歩きのひとつ
ということになる。

では車で神戸駅の近くまで行き、
安い駐車場に車を止めて
旅を進めていこう。

まずはそこから電車で一駅、
兵庫駅まで移動していく。

さあではここから歩行開始だ。

ナビをセットし、歩き始めよう。

スタートの兵庫駅は
まるでここが兵庫県の
中心のような名前だが、



まあ今の中心地「三ノ宮」に比べたら、
静かな駅である。
ただ歴史はとても古く、
明治21年に山陽鉄道兵庫~明石の
始発駅として開業している。

そうかあdoironはそんな鉄道の
東西の始発をこの夏
歩いたことになるんや。

そんな兵庫駅なのだが、
昭和4年にさっき電車に乗った
「神戸駅」や「三ノ宮駅」と
同様に古くから
今風の高架型の駅舎に
改修されたという歴史があるそうだ。

この兵庫という名前は
今は県名にもなっている。
そうここには最初に県庁が
おかれていたのだ。

では、「兵庫」とは何なのか。
その歴史はとても古く、
645年の大化の改新のころ、
兵器庫をここに設けていた
ことによるんやね。

兵器庫=兵庫ということで、
ちょっと物騒な語源だ。

ついでに、神戸の語源もかいておくと、
この辺りがすべて生田神社の
祭祀を維持するために
神社に付属している民子
(それを神戸という)だった
ことによるものとされている。

え~最近doironは地元の
神社の氏子代表に選ばれました。
仕事は、正月のお神酒配り
だんじり宮入のあいさつ受け
神社の会議と寄進集めと
まあ、ちょっといろいろありますな。
でもまあ、選ばれたんだから
来年から5年間、氏子代表として
しっかり活動していきましょう。
まあdoironも地元神社の
神戸になったわけですかねえ。

そんな兵庫駅から
南に向かって歩いていくと、



阪神高速神戸線の下をくぐる。



そうそう神戸線を走っていくと
この辺り、JRの駅が
すぐそばに見えますねえ。

神戸駅なんか、改札口に立っている人が
すぐそばにいるような
感じに見える。

最近は特に四国の八十八か所巡りの帰りに、
バスの中からそんな景色を見ながら、
早くここに歩きに行くぞ~
と決意を新たにしていたものです。

続く


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