最近すっかり下手な絵にはまっているdoiron。
このブログのカテゴリーにも「絵」というのを
追加しなくてはと思っている今日この頃です。
今回は抜けるような青空と
秋の賑わいを敷き詰めたような一面のコスモス畑。
遠景には緑の山。
そんな絵を描きたくて、
先日山方面に出かけてきた。
なかなか思うような景色には出会えなかったが、
何とか記憶を組み合わせ、
想像を膨らませて描けそうな感じをつかんだので
数日前から作成にとりかかっていた。
まずは鉛筆で下書きをした。
コスモスの可憐な花の感じが出るようにと
心がけて書いたが、
これがなかなか難しい。
ようやく書き始めたものを途中で
ミセスdoironに見せたら、
「何がどうって上手くいえないけど、
あんたの絵ってすぐにわかるわ。」
だって。
どこがどうなんでしょうねえ。
ま、それでもコスモスには見えるとのことなので、
続けることにして、
まず薄い色から色付けをしていった。
水彩画の色づけは、薄い色からが鉄則だ。
その作成途中の絵がこれ。
絵手紙にするんなら
このままでもよさそうですが
あくまで今回は
青い空と秋の野原を
描きたかったので
筆を進めた。
しかしねえ
水彩画は難しい。
どんな風に難しいかというと
1.油絵と違って(といっても油絵は描いたことないが)
一度塗ったら修正が難しい。
油絵のように重ね塗りがままならない。
2.塗った瞬間の色と乾いた時の
色具合が微妙に異なる。
3.一滴色を落とせば
後の筆がその色に支配される。
ということを、しみじみと感じている。
以前、海の絵を描いた時の
作品がこれ
この絵で一番先に塗ったのが
水平線
この色が強すぎたので
全体を明るくするために
海を白く、空には雲を描きました。
今回は秋の澄んだ青空を
描きたかったのですが
最初の一筆が
ちょっと濃過ぎちゃいました。
でももう修正がきかないのが水彩画。
ま、今回はその辺が
学んだところでした。
完成まであしかけ一週間かかった絵がこれ。
今回はもう一つ
山の遠景の書き方について
一つ技を得ました。
杉の多い都市近郊の山の描き方の
一つの手法じゃなかろうか。
産経新聞に時折掲載される
安野光雅の洛中洛外図
水彩画のぼかし具合や
にじみ具合を逆手にとって
その効果を巧みに用いて描いているところが
やはり、プロ。
昨日今日はじめたばかりのdoironには
到底なせる技ではございません。
ま、趣味なので
ちょっとずつ学んでいこうと思っている。
津和野にある安野光雅美術館に
行ってみたくなったなあ。
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