ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

西国三十三所 箕面勝尾寺1

2016年07月25日 21時25分42秒 | ウォーキング

熊野古道を歩いているときに、
いくつも見かけた

「徳本上人の名号碑」。



丸みの癖のある文字で
「南無阿弥陀仏」と刻まれており、
和歌山県内には170基ほどある
と言われています。

熊野古道歩きで何度も見かけた
この名号碑の作者である
徳本さんのことがもっと知りたくて、
ある古道歩きの帰りに、
彼が生まれたという日高郡の
「誕生院」へ行くことにしました。
(今年の1月30日の
ブログを参照してください)

その時はお寺の人が絵やグッズを使って
徳本さんのことを細かく教えてくれはり、
とても貴重な時間を過ごしました。

そんなお寺での説明の中で、
お寺の人が、
一つ気になったことを
おっしゃってました。

それはその徳本さんは当時、
箕面の勝尾寺で
厳しい修行をされていたとのことでした。

「勝尾寺」といえば、
ずーっと昔の子供のころ、
親父に山に連れて行ってもらった時に
いった記憶があります。



箕面から歩き始めて、
ポンポン山も通っている
「東海自然歩道」の経路上の
一つにもなります。



少し前から気になっていたお寺なので、
この誕生院の話を聞いた時には
これはぜひ行ってみなくては
と思っていたのです。

そこへもってきて、
このお寺は「西国三十三か所」の
札所の一つです。

先日那智の滝に行ったときに、
この三十三カ所札所巡りも
しなくてはと思っていたので、
まずはここに行って
「納経帳」を手に入れてみるか
と思い立ち、都合のいい日に
出かけてみることにしたのです。

車で約一時間かけて
寺の駐車場に入りました。

勝尾寺は、もともと昔天皇に
効能を現したところから

「天皇を助けた、王に勝った寺」

というところで「勝王寺」と
言われていましたが、
その「王」を「尾」と名前を変えて、
勝ち運のある寺として
今も親しまれています。

まずは入口の窓口で、
納経帳が買えるのか聞いてみると、
上部の納経所で並べてますからと
丁寧に答えてくれました。

おおきな山門を過ぎると



参道は池の上を進んでいきます。



手水場での手の洗い方なんかも



四国で鍛えてますから、
まあなれたものです。

手を洗ってしばらく行くと
「勝ち運ダルマ」の納めどころが
あったりしますねえ。

こんな勝敗だるまの
納めどころというお寺ですから、



よっしゃあーと
阪神タイガーズ勝利祈願に訪れる
トラファンも多いようです。

とまそんなこの寺の勝ち運の気配は
強く感じられたのですが、
肝心なものがなかったんですよ。

徳本さんの痕跡がねえ。

正面玄関から入って、
このダルマどころまでには
それらしい痕跡とかもありませんでしたね。

あるとしたら、
こんな宝物館の中かなあ。



鐘や太鼓をたたきながら
激しくお経をあげる彼の納経グッズでも
残っているのかもしれません。

入るところがなかったので
残念ながらスルーしましたけどね。

さてその先に進んでいくと
「厄年早見表」がありました。



あっ、そうでした。
doironは60歳を迎えているので、
どうやら今年が厄年なんですね。

でも、まあ一番大きな厄の一つとして
「脳梗塞」も経験しクリアしましたからね。

まあ、なんとなく周りの人々に
助けられながら生きておるわけです。

その先にあったのが「荒神さま」です。
なんでも日本最古の荒神さん
と書かれてあります。



この近くだったら「清荒神」なんかも
あるんですが、ここが最古なんですねえ。



空海が連れてきた密教の神様のおひとりです。

「厄を祓う」「難を払う」と
言われているそうです。
よくお参りしておきましょう。

その次に現れたのが「太子堂」です。
四国八十八か所を次々に並べてあります。
ぐるっと回れば、お四国一周とか。



よくあるパターンですね。

続きます。


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