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いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

長尾街道起点の神社1

2017年12月08日 21時22分02秒 | ウォーキング

大阪府松原市で、
現役で働いていたころ、
職場のすぐそばに街道が
たくさん通っていました。

高野街道、竹内街道、長尾街道
なんかがそうです。

広報担当をしていたころに
その記事を書いて大阪府の冊子に
掲載してもらったことがあります。

ああ、でもねえあの頃は
街道がそこにあるということは
知っていても、それを歩いてみようとか、
素性をもっと確かめてみよう
とか言う風にはなりませんでした。

まだランニング現役でしたからね。

ところが退職してその松原市に
いなくなった途端に歩くことに
興味を持ち始め、長尾街道なんかを



始点から、松原も抜けて
途中の藤井寺までずっと
歩いてみたりしたこともありました。

もし、市の資料なんか見放題
だった現役のころに、
そんな歴史に興味を持ってたら、
もっといろんなことを
調べていたかもしれませんね。

で、その当時から気になっている
ことが一つありました。

それが、長尾神社の街道の
名前である「長尾」のことです。

説明によると街道名としては
奈良県葛城市にある
「長尾神社」によるとされています。

「長い尾」から来ているので、
なにやら鶏の関係が・・・
というとそんなことはありません。

長い長い白ヘビの尾が
光ったところから
この名前がついているといいます。

まあ、歴史がとっても古いのですねえ。

そんな長尾神社って
どんなところだろうと
そのころから思っていたのです。

で、先日、當麻寺にある
義母さんの墓のあたりを
地図で見ていたら、
わりあい近いところに
この長尾神社があるではないですか、
だったら一度當麻寺から
歩いて行ってみようということになり、
天気も穏やかな11月初旬に
出かけていくことにしたのです。

まずは墓参りです。

山の上の無料駐車場から
お寺に向かって歩いていきます。



二上山を背景にのどかないい道です。





蝶々が飛んでますよ。
これはツマグロヒョウモンですかねえ。

期間の長い蝶々ですが、
こんなに寒いのにねえ。



見晴らしの良い野山で悠々と
飛んでいました。

ここが当麻寺の北の門です。



お墓は当麻寺の中の南の方に
ありますので、
本堂前も横切って進んでいくと、



静かな山の中に出てきて
そこにお墓があります。

ここには半月くらい前に来ました。

実は先日、遅ればせながら
東京の兄貴が出てきて無事に
一周忌を送ったのです。

そうあの大腸検査の翌々日でした。

その時に業者が引き上げていった
「墓石」は、戻ってきて建てられてあり、
義母さんの名前も刻まれていましたねえ。



ミセスは「やっと一周忌やなあ~」
と感慨深く言ってました。

花も添えて、線香をあげ、
墓石の掃除もしましたね。

和墓が並ぶ墓地で、
この黒石の洋墓は目立ちますなあ。

そうして墓参りも終わり、
さあ、ではそこから長尾神社に
向かって歩いていくことにしましょう。

大体距離にして約3キロくらいですね。

当麻寺の中を歩いて、
正門の仁王門のところから
進んでいきます。



この辺りは当麻寺のメインの参道ですね。
お土産物屋さんも並んでいますが、
こんな空き缶風車の
熱心な家があります。



と思ったら、これも販売
しているんですね。

さらに東向いて進んでいきますと、
広い山麓の道路に出ます。



地図で選んだコースでは
まだこれを渡っていきます。
そして左側に出てくるのが
「當麻蹶速塚」ですね。



あの国内最初の相撲を
「野見の宿禰」と取った
という人の墓ですね。

残念ながら當麻氏は
負けてしまいましたが、
地元で愛されていて、
こんな墓を作って祀られています。

そうそう、そういえば今年5月に
龍野に行ったときに、
相手の野見の宿禰の墓もありましたねえ。

いろいろともめている相撲界ですが、
古い歴史があるんですね。



作られてあった鉄砲柱に
鉄砲撃ちながら進んでいきましょう。

続く


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