金勝アルプスのドジ旅は
楽しかったなあ。
山がいろいろ変化に富んでいて、
まあ歩きがいのあるコースでした。
ジダンの案内で歩いたこの山は
8回目のドジ旅となったわけです。
なので、ぼちぼち次回は
doironの案内でということに
なるわけですね。
そこでコースをいろいろと
考えていたのですが、
今回は以前から気になっていた
コースを新たに作ってやろうと思い、
金勝のあといよいよその作業に
取り掛かったのです。
テーマは決めていました。
大阪の巨木を訪ねての第2弾です。
以前のドジ旅で住吉神社から
平野までジダンの案内で
あるいたあの旅を、
今度は別の場所でやってみよう
という発想です。
まずはいろんな資料を用いて、
探ってみました。
と、その前に地元の曽根神社の
樹木を見てみよう。
この神社にある巨木で
一番多いのは、やはりクスノキだ。
遠くから見ただけでもよくわかるし、
この木の枝の揺れ具合が
我が家の二階の窓からよく見える。
台風のときなんかは
すごく揺れているが、
こういう風には強いのかもしれんなあ。
ざっと見た感じ10本以上はある。
むかし、津波が来る夢を見たことがあり、
この辺一帯何も残っていないが、
荒れ地にクスノキだけが
10本ほど茂っているというのを
見たことがある。
実際に大きな津波なんかが
来たらそうなるのかなあ。
このクスノキは神社入り口に
あるクスノキだ。
この木にも思い出がある。
いまから25年くらい前だろうか。
だんじりがその横を走って
通った時に、屋根が思いっきり
この木にぶつかったことがある。
doironが曳行責任者をやってた時だった。
今は、その部分には大きなこぶ(→)
ができているのが印象的なのだ。
その後だんじりは買い替えられたけど、
あのクスノキの傷は
今も残っているんですねえ。
そしてこの神社では
木登りもかなりやったが、
クスノキだけは太くてどうにも
登れなかったなあ。
いろんな思い出がある。
一番大きいのが、境内の
真ん中にあるクスノキで、
神社を覆っている。
樹齢は約500年。
幹回りはプレートには3mとあるが
実際には6mはあるだろう。
泉O津では二番目の保護樹木に
なっている。
あと、曽根神社には大きな
「ナギ」の木がある。
これは、ここからとれる油が
ご神燈の燃料になっていたりしたらしい。
あとこの神社には
大きな松やムクノキも結構あるのだが、
やはりメインはクスノキだろう。
だったら、大阪で一番大きな
クスノキは何だろうと探ってみた。
今まで見た中で一番大きかったのは、
熊野古道の近く、
泉南市にあった岡中の大クスかな。
幹回りは8.2mという。
でも調べたら、近くにもっと
大きなクスノキがあったよ。
それが葛葉稲荷の夫婦クスで
幹回りは10.6mあるらしい。
このクスノキが、実は
大阪で3番目に太い木なんだそうだ。
ちなみに大阪で一番太い木は
能勢町にある野間の大ケヤキで、
幹回りは13.8mある。
4年前に訪ねて行って、感動した。
カメラも壊れてしまったほど、
オーラが出ていたな。
日本中を見てもこの木は
第5位の太さの大ケヤキなんだそうだ。
1位のケヤキは、秋田県のケヤキで
幹回りは17.1mあるそうだ。
秋田はまだ行ったことがないが、
こういう木も見てみたいものじゃね。
こうして大阪1位が野間のケヤキ、
大阪3位が葛葉のクスノキ
ということがわっかたのだが、
じゃあ大阪2位は何かというと、
これが今回探していた
大阪1位のクスノキであった。
門真の「薫蓋楠」
幹回りは13.1m。
樹齢は1000年以上といわれている。
全国的には38位のクスノキで、
日本で一番大きいのは、
鹿児島県にある「蒲生のクス」で、
幹回りは何と24.1mもある
といわれている。
その門真の樹齢は1500年。
平安時代より前に生まれた
木だということだ。
続く
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