ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

迷えるヤモリ

2012年09月24日 23時19分44秒 | 自然

我が家にはヤモリが住みついている。
ていうか、家の周りに生息しているのだ。
あるときは、ゴーヤの陰に
またあるときはお風呂の窓ガラスに
ペタリと張り付いている。
よもやこのブログの愛読者に
ヤモリを知らない人はいませんよね。
我々にとって結構身近な
爬虫類。
厳密にいうと分類学的には

「爬虫綱」

ネットから頂戴した写真がこれ。



自分でも写そうと
見つけた時に
携帯で写真を撮ろうとすると
こそこそと逃げていくのでなかなかうまく
撮影できない。
真剣にカメラを持ち出して
撮影してやるぞと思った時が
ないわけではないが
そのたびに、茂みから襲いくる蚊に
ひるんでしまうのと
彼(彼女?)らの平穏な生活を
乱してあげてはいけないという
気持ちが混然一体となって
ま、いいかって萎えてしまうわけだ。

今日、とある建物の
自動扉から出ようとした時だ。
どんな風に佇んでいたのか知らないが
首筋にペトリと落ちてきた。
その時は何かわからなかった。
一瞬ゴキブリかと思って
ゾクっとしたが
あわてて振り払うと
足元に落ちてきたのがヤモリだった。
それも小さなまだ子供。
こんな人の出入りするところにいては
踏みつぶされそうなので
近くの茂みに逃がしてやろうと
捕獲にかかると
逃げていったのが
なんと自動扉の下の溝。

「うひゃあーこのまま閉まったらつぶれるやん」
と焦ったぜ。

扉が閉まらんように
センサーに存在をアピールしつつ
細い溝の中を追い回した。
指が入らないので
追い回して出てくることを
祈るしかない。
そうして1分くらい格闘しただろうか
感覚的には10分くらい
しゃがんでいたような気がした。
その間、このおっさん何してるねん
と思われたでしょうね。
それに気づいた時には
出入りする人に
「ヤモリですねん。捕まえてますねん」
と主張しながら頑張りました。

ようやく溝の中から飛び出してきた
ちびこいヤツを捕まえて
手の中でゴニョゴニョ動き回るのを
感じながら
近くの植え込みの根元に
逃がしてやりました。

そしたらあわてて走り出して
またまたビルの方へ突進していくではないか
これはいかんと
あわてて進路を遮り
草むらの方へ誘導し
ようやく姿を消してくれた。

昼日中から、迷えるヤモリを相手に
わしは何をやっとるんじゃと
思うと可笑しくなったと同時に
ちょっといいことしたなという
プチ満足感に浸っていた
昼下がりのdoironであった。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
賞賛の嵐 (ジダン)
2012-09-26 11:11:26
絵といい、生きものを愛する心といい、素晴らしい!感動した!ホンマです。
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恐縮の嵐 (doiron)
2012-09-26 23:11:11
そ、そんなにほめられても・・・
もしやほめ殺し?
下手の横好きの絵、
ヤモリ好きのもの好きの
単なる好き者でっせ~
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