ここが北陸本線の余呉駅です。
駅前にはこんな地図が立っていますねえ。
それをみながら、まずは余呉湖北西部にある
余呉湖観光館を目指しましょう。
歩道の端っこに積もっている
雪の固まりを蹴散らかしたり
しながら進んでいきます。
大きな川を越えたら右折して
湖面の方を目指します。
春にここに来た時は、
お土産とか食堂とかあったのですがねえ。
今回は閉鎖されていました。
時期的なものなのか、
それともコロナのせいなのか、
あるいは閉店したのかよくわかりません。
とにかくお店は閉まったままなので、
仕方ないですね。
先ほど歩いているときに見かけた
田んぼの中の道を通り、
遠くに余呉湖の湖面を見ながら
今度は北西部のビジターセンターの
方を目指しましょう。
田んぼの中の道は人が歩いた
形跡があります。
大きな犬の足跡もついていたので、
散歩で地元の人なんかが
通っているんでしょうねえ。
そんな道を雪を踏みつけながら歩いたり、
足跡に沿ってよっこらしょと
歩きながら、雪の余呉湖を満喫してゆきます。
途中から車道の方に出てゆきました。
そこに余呉湖名物の衣掛柳があるからです。
それがこれ。
そうなんです。
以前はこんなに立派な木だったのに、
2017年10月の台風で
倒れてしまったのです。
以前に来た時に地元の人に聞いたら、
とっても詳しがっていました。
これからどうしようかと
検討中だったのですが、
まだ植え替えたりはしていないんですね。
でもねえ、doironの印象では
枝とかが増えたんじゃないですか。
その時の写真と比べてみるとこんな感じ。
ゆっくりですが再生しようとしていますね。
あんなにこんもりとしていた
昔の木も倒れた後根っこから
再生したらしいんです。
だからこの木も再生を待つのかなあ。
もし大きく育ったら三代目の
生まれ変わり柳という事になるんですね。
どうなるんでしょうか。
そこからなおも西向いてゆきます。
北陸本線を電車が走ってゆきます。
静かな村中に走る電車。
なんかいい雰囲気ですねえ。
そのあたりから余呉湖の湖面が
きれいに見えています。
今日は風もなく静かな湖面で、
この湖はこんな状態になることも多く
別名「鏡湖」ともいわれています。
あれ?そんな静かな湖面に
桟橋が浮かんでいて、
そこに大量の人がいますよ。
いやあこれはすごい人です。
何をしているんだろうと
近づいてみますと、
なんと皆さんワカサギ釣りの人たちです。
桟橋の入り口に事務所があり、
金額が書かれています。
桟橋に行かれる方は大人1600円で、
子どもは半額。
竿とかエサとかも使わせてくれるようで、
いきなり何も持たずに行ったら
桟橋入場料のほか道具代で
2000円以上します。
う~ん、食べるのが目的なら買った方が・・・
いやいや釣り人の楽しみは
竿を出すことなんやろね。
事務所のおじさんに少し取材してみました。
「見学だけでも入れないですかあ」
と聞いたら
「見学だけでも1600円いるよ」
とのことです。それは残念。
「じゃ、見学もあきらめるけど、
ここのワカサギは養殖ですか」
「いやいや離したのもあるけど、
ワカサギは集団で余呉湖を泳いでいるよ。
それが時々やってきて
その時に釣れるんやあ。
なのでお客さんの中には魚群探知機を
持ってる人もいて
それを見ながら釣ってるよ」だって。
すごい本格的ですねえ。
「湖は氷らないんですか」
「凍らないねえ。凍った湖面で釣りをしてる
というのはテレビの見過ぎやで」
と言われてしまいました。
ウヒャーそれはどうも世間知らずで
すみません。
続く
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