奈良のラン&山友だちと、
あちこちをウロウロと
歩いてきました。
まず1発目は竜門岳というところです。
和歌山のねえ、紀州富士といわれる
龍門山には何度か上りましたが、
この奈良の竜門岳には
まだ上ったことはありませんね。
昔バイクの練習で吉野に向かってた頃に
近くを通ったような気がしますし、
談山神社に行ってた頃に
近辺の山として見ていたような感じです。
標高は904mの山ですが、
最近のdoironの状態を加味して、
この山の山麓を歩くコースを
選んでくれはりました。
歩き始めは吉野の運動公園です。
駐車料金も無料なのでいい感じです。
津風呂湖の北側にある公園ですね。
南阪奈道路で橿原まで行き、
飛鳥の山中を越えてゆきます。
途中こんな「雷(いかづち)」なんて
地名の場所を通りますねえ。
その昔雷神が落ちていた場所と
いわれています。
ああ、そしてこの道は石舞台の
すぐ横も通りますねえ。
おおなんと歴史の深い土地なんでしょう。
そして飛鳥の駐車場には
ランニングの格好やバイクの
格好をした人たちが結構いましたよ。
観光気分で練習しているって
感じですね。
そうかあいよいよスポーツの
秋の開幕やねえ。
体を動かして、名所も見て回るって
いいじゃんってかんじですねえ。
その石舞台を過ぎてから
ドジ旅で談山神社に行った道に入り、
山を越え、谷を眺めながら
どんどん進んでいきます。
あの時は秋でしたねえ。
紅葉がきれいでした。
今はまだ紅葉も準備時期。
濃い緑の山の中の道を通り、
談山神社もこえ、
南向いて山道を進んでいくと、
すこし開けたあたりで
吉野山運動公園に到着します。
ここに車をとめて、
さっそく散策開始です。
まずはこの公園の南側にある
津風呂湖を見に行きましょう。
この湖は津風呂川を
埋めてできたダムの湖。
なぜ「津風呂」なのかわよくわかりません。
もう少し近づいて行って、
つぶらな瞳で眺めましょう。
津風呂なだけに・・・
こんな展望台もあるようなので、
上がってみると
よくわかるのでしょうが、
閉鎖しておりました。
う~ん、残念。
津風呂湖は鳥が羽を広げたような
湖といわれています。
水面が下がってきたら、
昔の津風呂の町が見えてくる
という景色もあるそうで、
なかなか自然豊かな湖として
人気があるようです。
雰囲気だけ感じておきましょう。
その吉野運動公園の北側に、
竜門岳の登山口があります。
まずこの方面に移動してゆきましょう。
このあたりは地名を
吉野町の山口といいます。
そもそもこの辺りが昔の人々の
”吉野”でありました。
その後吉野の範囲は広がり
上流で吉野宮となりました。
そしてここは代々の紀州藩主が
江戸への参勤交代の途中、
旅の安全を祈った場所だそうです。
中でも、将軍となった吉宗公は
長途の安全を祈った燈籠を
神社に奉納したそうです。
そんな吉野山口神社と
竜門岳の山頂にあった
農業の神である高鉾神社が
一か所にまとまってここにあります。
近づいてゆくと、
古い住宅街の一角に
鳥居が立ち、参道が
始まるようです。
風と鳥の声が聞こえる静かな神社です。
ふと森を見ると、
ここにはツルマンリョウの花が
咲くそうです。
大きな植物ではないですが、
あまり株数は多くありません。
日本では九州では屋久島に咲くほか、
本州では奈良県で3~4か所と
山口県にしか咲かない
天然記念物の花です。
夏前に咲くので今は花の
季節ではないので残念ですね。
本堂を見ながら移動してゆきますと、
こんな立派な赤い本堂が
横に絵が描かれつつ
おかれてあります。
昔からの土地は神社やお寺に関して、
暑い信仰心を持っているようですね。
そんな神社を後にして、
ぼちぼち稲刈りの始まった
田んぼ道を少しづつ
山の方へと上がっていきます。
次に案内してくれたのは
「薬師寺」というお寺です。
人家の中にポツンとあるお寺で、
宝篋印塔がとても古い
重要文化財だそうです。
続く
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