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いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

滋賀県草津もよいところ 4

2016年01月18日 21時08分34秒 | ウォーキング

「くさつ夢本陣」の
ボランティアのおじさんも元気そうです。

草津の駅からここまで歩いてきて、
これから南草津の駅を目指して
歩いていきますが、
ここからの見どころは何かありますか?
と聞いてみました。

すると、この先に「常善寺」
というところがあるとのこと。

ここは、本尊の阿弥陀如来坐像は重要文化財。
この寺はむかし東大寺サイズのお寺だったのが、
今はこんな風になっている。



関ケ原で勝利した徳川がやってきて
とまったそうだ。

その時に一緒に来ていたのが
「太田道灌」で、
いまその常善寺の斜め向かいにある
「太田酒造」は、その道灌の子孫の
太田さんが経営されているそうなのだ。

そしてその先で右手に
「立木神社」が現れる。



そこに最初に見た追分道標のところに
昔立っていた道標が飾ってあるというから、
それは要チェックですね。

またそのおじさんは地蔵さんの
お参りのことも話してくれました。

お茶をいただきながら、
いい話を聞きました。

さあ、では次に向かいましょう。

つぎは「草津宿街道交流館」に入りました。



え~、何かよく似た名前の施設が
次々と出てきますが、
ここはまあ、あの草津宿に入った
入場券で入って見学ができる施設です。

先ほどのボランティアのおじさんが
ここでも「しゅくのうつしずり」が
できると言ってました。

最初これがようわからんかったんです。
例えば水槽の中に東海道53次の札が
入っていてそれを吊り上げるゲーム
でもあるのかと思っていたんです。

だって、この頃テレビでも
ゲームCMがよくわからんでしょう。
お父さんとお母さんが「グラビってる」とかさあ。

だからそういうゲーム感覚の
展示があるのかと思っていたんです。

ここに入って、ようやくその内容が
「宿の写し摺り」であることが分かりました。

黒、青、緑、赤のインクを塗った原版に
紙を当てて絵を摺っていくというやつです。

最初は、こんな草津駅の
「鬼若丸」というのを摺りました。



そして二回目は、近江八景の矢橋帰帆です。



ちょっと紹介してみますと、
まずは黒で概要を摺ります。



そしてそのあとで、
青で湖や山の薄い影を入れます。



次は緑です。
これで船の中や山の草木を描きます。



そして最後が赤。
これで船の模様や絵のタイトル
などを浮かび上がらせて、
一気に絵のようになるのです。



そこの係りの人がこういってました。

「広重」や「安藤」なんかも
ただ絵を描くだけで、
こういう堀もんは作らなかった。
それを作る人がいたり、
印刷する人がいたりして
ようやく彼らは名を残すことができたんだとね。

なるほどですねえ。

まあ、今日はいろんな人と
話ができてええ旅をしましたなあ。

この施設では、こういう写真もとれたり、



貸衣装でこんなこともできたり



と楽しく遊びました。

そうそう、ほかにもここには
旅をする人の姿や持ち物が
詳しく紹介されていました。



面白かったのが、ここに移っている6つのうち、
中断の2つでした。

上が、提灯です。
しっかりと折りたためた
面白いものですねえ。

そして下に移っているのが、
折り畳み式でなんと
枕なんだそうです。

うまく座れば椅子にもなりますね。

ここには本陣のことも書かれています。
テレビでの案内もしておりました。



そうこれが宿札です。

旅館の入口によく、
「いらっしゃいませ、doiron様」
とか書かれてあるあの札を
木に描いたものですねえ。

また、宿泊帳も残っており



これが新撰組の土方の名前も
書かれてありました。

そして、その横に描かれてあったのが、
草津市固有の植物である
青色染料となる「アオバナ」のこと。



植物好きのdoironも初めて聞きました。



どれどれ、と続く。


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