コロナの緊急期間中に、
泉佐野近くまで歩き、
一部電車で帰ってきたことがある。
なので今回はその時に
歩いた距離をさらに
延長する形で続き歩きを
することにした。
目的地は泉佐野から熊取へ行き
水間の方に抜けてゆく道を経て、
水間観音あたりが
ゴールとなるでしょう。
まずは南海本線で井原里駅を目指します。
ここは泉佐野の一つ手前の
駅なので各駅停車で
ゴトンゴトンと向かって行きます。
駅はとてもローカルな感じですね。
たしか以前熊野古道を
歩いているときにここに降り立ち、
歩き始めたことがありましたね。
その駅から、友達が働いている
スーパー近くまで行き、
旧の26号線を南下してゆきます。
と、そのときです。
道端のフェンスに、
あの熊取で起こった事件の
チラシが張られてありました。
ああ、あんな事件がありましたねえ。
あの時に行方不明になった
女性ももう今なら25歳なんですねえ。
一刻も早く事件解決に
向かってほしいですね。
その事件の関連場所を
今回は通ってゆくことにしましょう。
湊の交差点に来たらここを左折です。
この道は「泉佐野内田線」と
いう名が付いており、
熊取までは一本道となります。
住宅街の生活道路ですねえ。
この踏切で南海本線をこえ、
日新小学校を越えたら、
右手に奈加美神社が見えてきます。
様々な形態を経て、
明治に地域の地名
「中庄」から「な(奈)」、
上瓦屋から「か(加)」、
湊から「み(美)」をとって
奈加美神社とされたそうです。
広い敷地内を持ち、
本殿前には「夏の茅の輪くぐり」の
大祓いをおこなうそうです。
「え~地元神社氏子代表のdoironです」
とお参りしておきました。
もう少し詳しく眺めたかったのですが、
でっかい重機が入って
工事中でしたので
すぐに退散しました。
そしてこのあたりから道は
かなり田舎な感じが
漂い始めますね。
米が育ち始めた水田、
栄養たっぷりの野菜が植わる畑。
道端には「中之庄」の
だんじり小屋もありました。
泉州地方を歩くと
あちこちにこういう小屋がありますね。
だんじりって収納場所とかを
持っておらず、場所を借りたりすると
年間100万近くする場合もあるようです。
doiron家近所の町も
そんな経費が払えずに、
だんじりを売り払った
というところもあるようです。
今の時代はなかなか昔の祭りも
やりにくい時代ですねえ。
ちなみに、doironところの
祭りも中止になりました。
さてコースはこの後、
26号線を中庄北の交差点で
こえてゆきます。
まわりには古い家も
出てきますねえ。
そしてここには大光寺。
創建当時は大高寺と
いっていたそうです。
かつて37寺を有する
大寺だったそうです。
そして道は右手に大きな
長池が出てきたところで、
府道30号線と交差します。
池も多くて、何か畑も水生の
植物を多く植えているような感じ。
そしてここまで来ると
もう熊取の駅方面が
それとなく見えてきます。
どんどん進んでいきましょう。
その先で道は車の
通行量の多い道に入ってゆきます。
前の方に見えてくる効果が
JR阪和線。
それをくぐって左の方が熊取駅ですね。
今回は駅の方には行きません。
まだまっすぐに進んでいきます。
大久保の交差点から、
永楽の方に向かう道をこえて
歩いて行きますと、
そこにあったのが重要文化財の
中家住宅です。
中家とは平安時代に
後白河法皇が熊野詣の時に
立ち寄られた旧家で、
岸和田藩の筆頭庄屋だったそうだ。
一般公開をしているそうだが、
なぜかこの時は中の方は
人が多くていろいろと
めんどくさそうなので
立ち寄らずでした。
その中家の所を左折して、
レンガ館の方に向かいましょう。
このレンガ館は昭和初期に
建設された綿布工場を
産業遺産として長く保存するために、
住民の交流や振興を測るものらしい。
寄っていきましょう。
続く
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