へそパッチ

先日、１００均パラダイスの商品で
こんなのがあると紹介した。



とても気になって
どうせ１００円だからと思い
購入したのですが、
貼るタイミングが難しかったのと
どないなるのか少し心配もあって
ためらっておりました。
しかし、そうも言ってられない。
ブログにリポートするって書いたし
のんさんにも催促されていたので
意を決して、本日おへそに貼って
仕事に行くことにした。
貼った写真は、あまりに過激で
ｇｏｏさんに削除されそうだから
アップしないでおきます。

そうそう、ちなみにｄｏｉｒｏｎ家ではこの商品は
「へそパッチ」と読んでいます。

こういうゲテモノには普段あまり興味を示さない
ミセスｄｏｉｒｏｎも「ダイエット」の言葉に
引かれたようです。
一枚ずつ分け分けして貼ることにしました。

何事もなく、車を運転し
職場について、異変も何もないなあと
思っていたら、
ミセスｄｏｉｒｏｎからメールが来た。

「おへそが熱くて続ける自信がない」

とのこと。

ｄｏｉｒｏｎには何も無いよと
返事したら、
「あんたはへそのごまが詰まってるからや」だと。
とんだ濡れ衣、あきれたとばっちりである。
ｄｏｉｒｏｎはチョイと前におへそ掃除を
したところである。

「悔しかったら茶でも沸かしたら？」

と返事したら、返信は帰ってこなかった。
無視しているか
それともおへそを押さえて倒れているかの
どちらかだろうけど、
きっと前者に違いないと放置しておいた。

帰宅後、一番に
「痩せたか？」と聞いたら
「んなわけないやろ」とこうだ。
聞くと、あれからも我慢して貼り続けたらしい。
最初は汗まで出てきたそうだ。

おお～、これこそダイエット効果
そのものではあるまいか。
カプサイシンがへそに効いてる証しではないか。

続けて聞くと、最初は本当に
我慢したらしい。

「そこまで我慢してでも痩せたいと
願わせる１００均のへそパッチ。
それを世間では

『必死のパッチ』

ていうんやろなあ」

と言ってやったら、「座布団あげるわ」だと。
結局、熱かったのは最初の２、３時間で
あとは全然何も感じなかったそうだ。

それにしても、ｄｏｉｒｏｎは最初からずっと
へそに何の違和感もない。
仕事中もはがれてるんではないかと
心配になって
何度かもぞもぞ確認したくらいだもん。
しかし何度見ても、へそには
ちゃんとパッチが貼られてあった。
しかし、それは少しギクッとする様な
異様な光景であったぞよ。

そうかあ、じゃあそれを逆手にとって、
肌色、無地の直径３ｃｍくらいの
そのテープに
ゴージャスな絵でも書いたら
夏のビーチで流行るかもねえ。

「あら～、あなたのへそパッチたら
フリルつきじゃない～いいなあ」
「あなたのだって、スパンコールがキラキラしていいじゃない」
「あらあら、あなた達何言ってるの
私のへそパッチなんかスワロフスキーつきなのよ、おほほほほ」
みたいなね。

で、そんな使い方も出来るんじゃないかと
裏面の注意書きをみたら
「子どもの手の届かないところに・・・」
とか
「肌に異常がある場合は直ちに使用を止め・・・」
などと書いてあるほかに、こうも書いてありました。

「本来の用途以外には使用しないでください」

そうかあ、夏のビーチで
魅惑のへそパッチはだめなのかあ。
じゃあ、まぶたに貼って”眠気覚まし”
あるいは
鼻の穴に貼って”花粉対策”
それとも
口に貼って”口下手解消！”
なんかもだめなんですよねえ。

この商品もそうなんやけど
みんな、こういう注意書きには
シャレというか、ユーモアがないよなあ。
例えば、このへそパッチも
ありきたりの注意書きだけじゃなく

「へそ曲がりの方は、貼る位置にご注意ください」

とか

「雷が鳴っても、特に効き目はありません」

みたいなことも書いてあったら
それだけでネタに買う人も
いっぱいいるだろうになと
思うのは間違ってますかねえ？

話が横道にそれてばかりで
肝心のリポートが出来てませんね。
元に戻します。

結論から言うと、
このパッチを貼ると
どちらかといえば安心感からか
いつもより余計にお腹がすいて
多めに食べてしまったような気がします。

そのことをミセスｄｏｉｒｏｎに言ったら
そうかあ、そしたらこのパッチの商品名は
間違ってるなあ。だと

「何て名前だったらいいの？」って聞いたら

『うそっパッチ』

だって。

さっきの座布団返しました。