ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

弥生探索物語2

2020年01月08日 21時08分09秒 | ウォーキング

弥生文化博物館は歩いても
5分くらいで行くことができます。
この日も天気が良い日だったので、
歩いていくことにしました。

家を出て池上曽根遺跡の
中を通っていきます。

この公園にはねえ杉の木やヤマモモの木が
多く植えられているのです。
いままで幾度と自分の命が
危険にさらされた時も、
回復後はここへぶらぶらと歩きに来て、
これらの木の命を良く眺めに来たもんです。
まあクスノキほど長くは
生きていけないが、
それでも俺だってまだ生きているんだよ
とあいさつしに来たりしたなあ。

木に生えている葉っぱの一枚一枚が
あんな時はとっても愛しく見えたものだ。

その公園を南に抜けていくと、
博物館があるのだが、
実はその文化財の隣に
和泉池上文化財収蔵庫
という施設がある。



昔は大きな織物工場のあったところだ。

土地はもともと知り合いの土地で
それを売ったと聞いたが、
はたしてどうなんだろうか。
だいたい5千平米くらいの土地に、
大きな倉庫がでんと建っている。

あんな大きな倉庫だから、
中には一杯文化財が詰まって
いるんだろうなあと思っていた。

ところがdoironが出かけていった
その日はなんと、その倉庫の
無料見学会が行われていたのだ。

せっかくのいい機会だから
覗いてみようと入っていきました。



ふーん、結構人が入っていますねえ。
しかもまあなんというか
若い女性も多い。
歴女っていうのかなあ、
もっと時代が古いから
弥生女とかいうのかなあ。

意外な光景でしたねえ。

そこには係の人が複数いて、
見学し始めると寄ってきて
解説をしてくれます。

今回ここで目立っていたのは
木の製品ですね。
土を掘って探ってみると
こんな木の作品が出てくるんですねえ。



これはどうも船の一部のようですねえ。



まあこの辺りは海もさほど遠くありませんし、
川なんかも結構流れていたんでしょう。

木の作品はほかにもいろいろありましたが、
ひとつずつ丁寧に説明してくれました。

おいてあるのはそんな木の
遺物だけではありません。
土で作った壺なんかも
数々置かれてありました。



ああ、こんな風に再生していくんですね
という感じで置かれて
あるのもありましたねえ。

面白かったのは、墓に入れられてある
壺なんかが面白かったのですね。
これはどうして墓ってわかるんですか
と聞くと、墓に入っている壺には
大きな穴があけられているんですね。

「それはどうしてですか?」
「古代の風習なんだそうです」
と答えがありましたが、
まあほんと言えば
「どうしてそんな風習なんですか」
とのことなんですが、
それに対する答えはありませんでしたね。

そんな感じでいろいろと
解説してもらいながら
聞いたのも楽しかったです。

その後は、本館に入っていきます。
今秋のテーマは、北陸の古代遺物
みたいな感じです。

この展示会の後、
福井の方にカニツアーで行くので、
なにか面白い情報があるかなあ
と思っていたのですが、
どうも高度過ぎて現実に
つなげることはできませんでした。

でもねえ、面白いイベントが
あったのですよ。
この弥生文化博物館の
1階では地元の人たちの
作品展示なんかもよくやってます。
以前は写真展なんかもやってましたねえ。

今回はねえ、古代の発掘現場の
絵をかいて、それに言葉を入れる
人の作品が並んでいました。

絵手紙よりも少し大きいサイズでしたね。
実際にその絵を描ている人も
端っこに座って、
丁度作品を作っている最中だったので、
いろいろと話をしました。

doironと同じくくらいか
少し年下みたいな感じでしたね。

「これは水彩ですかあ」
「まあそんなものですね」と、
筆を動かしながらの返事。
まあいろんな素材を使って
描いているようでしたね。

「作品なんかはかなりたくさんあるのですか」
「そうですねえ。
ある時期1年間一日一絵という感じで
書いていたのでかなりあります」とのこと。

ああ、この人はこういうことに
全精力を使っているんですねえ
という感じでした。
doironも一時期それくらいの勢いで
描いていたころもあったのですが、
なかなかねえ、思うようにはいきません。

でもまあそんな人の熱い想いを
聞かせてもらったので、
博物館めぐりにもかかわらず、
絵を描くことももっとがんばろう
と思ったという
そんな一日だったのでした。

変な博物館まわりやなあ。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿