にれっちのつれづれ日記

本州最北端の小児科医にれっちの独り言(^^)

自分の限界に挑む

2020-02-21 18:49:32 | つれづれ
自分の限界に挑むって難しい。
マラソンの場合は距離が決まっていてコース条件も一定範囲内だし、今持っている力は日常の練習で自分の感覚として掴むことができるので、それを100としたら完走目的のファンランが50、サブ4で70、サブ3.5で90って感じで、結構クッキリとイメージできる。
レースの時は自己ベスト更新を目指してその100を出そうとするので、気負って110とかで突っ込んでしまったりすると途中撃沈の悲しい結果が待っているからただ頑張ればいというわけではないのだけれど、自分が思う100でギリギリまで粘り続けることは困難なわけではない。
でも今夢中になっている登山ではそう簡単にはいかない。
ランや筋トレ、壁登りといったトレーニングを積み重ねたところで、自分の登山体力や技術がどの程度になっているのかが直接的には分からないし、山が違えば距離も傾斜も違うだけでなく、季節やその日の天気が違えば全く別物になってしまうから、一体自分は今どのくらいの力があって、それをどこまで発揮できているのかが、自分のレベルではボヤッとしたイメージでしか掴めない。
そして最も大きく違うのが、マラソンレースなら限界を超えてしまったらリタイヤしてお終いにすることができるるのに対して、登山の場合は自分の力量を見誤って限界を超えてしまったら命を奪われるかもしれないことだ。
だからこそ、より一層の緊張感と覚悟をもってトレーニングに取り組まなくてはいけないし、まだまだヒヨコに毛が生えたレベルの自分の場合には信頼できる仲間と力を合わせて臨まなくてはいけないのだと思う。
そしてそれができることに感謝して、次のステップを目指して自分の限界に挑んでいきたい。