にれっちのつれづれ日記

本州最北端の小児科医にれっちの独り言(^^)

今年度最後の授業開始

2013-02-05 09:23:23 | つれづれ
昨春に入学(3年次編入)した東京未来大学こども心理学部こども心理学科(通信課程)。
教科書読みが精一杯で、参考文献まで目を通して深く学ぶとはいきませんでしたが、それでも何とかここまで7ターム14教科をクリア、いよいよ今年度最後の8ターム目の開始となりました。
すべての科目が面白いわけではなく、チンプンカンプンだったり、自分の仕事とどう関わるのかが掴みきれなかったりもありましたが、逆に言えば自己学習では避けて通ってしまうような内容も勉強できたと言えるので、きっとどこかで役に立ってくれることでしょう。
3月頭には学年が終了し、約2か月のお休み期間があるので、少しでも復習できればいいなと思っていますが、忙しさにかまけて山積みになった書籍や、新たに引き受けた仕事などもあるので、さてどこまでできるやら。。。(^^;)

本日到着

2013-02-04 14:58:22 | つれづれ
1/27の湘南藤沢市民マラソンの写真が今日届きました。
カメラポイント(看板掲示あり)で写りやすいようにポジションとって、Tシャツの「ワクチンうって、麻しん風しんゼロ」見せてのガッツポーズ。\(^-^)/
バックには小さく江の島が写っています。
本物は診察室に飾っていますので、受診の際にでもご覧ください。
これまでのレースの写真も、待合室にファイリングしてあります。(^^)

4月からBCGは生後1歳まで受けられます

2013-02-01 14:31:57 | お知らせ
BCGは「結核」を予防するためのワクチンですが、ここでいう結核は、皆さんがよくご存じの肺結核ではなく、乳幼児がかかりやすい全身性結核(粟粒結核)や結核性髄膜炎のことを意味しています。
(BCGの効果は、粟粒結核や結核性髄膜炎には80%くらいあるのに対して、肺結核では50%以下です)
そのためなるべく早期に受けることが大切として、2005年4月に従来の生後4歳未満から「生後6か月未満(標準的には生後3~6か月)」に変更されました。
しかし、この標準的年齢での接種では、従来と比べて接種後に関節が腫れて痛む骨炎や骨髄炎などの副反応の報告が増えてしまったことから、今年4月から「生後1歳未満(標準的には生後5~8か月)」に再度変更されることになりました。
実際に副反応が起こる頻度は少ないので、決して生後3か月からの接種が危険なわけではありませんが、ヒブや肺炎球菌、ロタ、B型肝炎など、生後間もなくから始めることができるワクチンが増え、生ワクチンであるBCG接種を生後6か月までに必ず受けるとなると、特に当地のようにBCGが集団接種の場合には、スケジュール設計がとても難しくなるという問題があったので、今回の決定は少なからずメリットがあると思われます。
3月中に6か月を迎えてしまう(正確には昨年10/2以前に生まれた)お子さんは、残念ながら現在の規定で受けなくてはなりませんが、それ以降に生まれたお子さんは、是非他のワクチンを優先するようにお勧めします。
ちなみにB型肝炎は生後すぐから、ロタは生後6週から、ヒブと肺炎球菌は生後2か月から接種が可能です。
詳しく知りたい方は、「NPO法人VPDを知って、子どもを守ろうの会」のHPをご覧ください。