レンタルで借りている車椅子(室内用に使用のもの)のブレーキワイヤーが切れた。同機種でこれで2回目、同じ箇所のワイヤーが切れたのだから、余程粗悪品のワイヤーを使っているのだろう。早速、レンタル会社に電話し、新しいものと交換してもらったまでは良かったのだが、いざ妻を乗せて入浴のために移動しようとしたところ、乗り越えられるはずの段差が乗り越えられない。そのとき、設定が違っているのだろう?設定をし直してもらおう!と、業者に連絡した。しかし、妻は、トイレに行く途中だったので、どうしても、トイレには行かなくてはならない。仕方なく、自信ないながらも、妻を抱え上げてトイレに移動し、トイレが終わったら、車椅子をトイレの前まで移動し、浴室へ移動、以後、普段どおりだ。入浴が終わって、居間に戻るとき、段差を降りなくてはならない。ショックを少なくするため、床に新聞紙を重ねて、ショックの緩衝材に使用して何とか居間に戻ることができた。
そうこうする内に、業者がやってきて、車椅子を点検。車椅子を傾けることができるストッパーのようなものが働いていたので、それを解除すれば良いだけだったので、すぐに問題は解決した。私も慌てていたのだろう、そんなことにも気づかないなんて、今更ながら、対応能力が低下しているのを気付き、改めてボケを実感した次第だ。
ところで、最近、首の筋肉が弱っているようで、首を持ち上げることができないときが間々あるようになってきた。今日、車椅子のトラブルで気付いたことなのだが、段差を上げるときに、車椅子はかなりの角度で後ろに倒す。その分、首への負担が大きくなる。そのためか、トイレで、首が上がらないということが何度かあった。頭の位置を維持できなくなったら、車椅子での移動も困難になってしまう。もし、そうなってしまうと、これまでの生活パターンを大きく変えなくてはならなくなりそうだ。今週の訪問の理学療法士に、その辺のことを相談し、対応策を検討していかなくてはならない大きな課題だと思う。