来週から関東の1都3県で緊急事態宣言が解除となる。しかし、東京の場合は1日の感染者数が300名を越えていて、いつまた感染拡大を起こしても不思議がないという状態だ。決して、感染が抑えられているという状態にはない。
確かに、経済活動は大事だし、人々の生活を維持には必要不可欠な問題だ。ただ、低いレベルまで抑えれれていない段階で解除した場合、短期間のうちに爆発的な感染拡大が再燃してしまうおそれがある。
そうなると、多額の税金を投入した、経済支援が無に帰してしまう。そして、無限に、経済支援が続けられることになり、財政赤字はさらにまた膨らみかねないという問題が生じて来る。今回の緊急事態洗顔下での政府の対策は、前回の経済対策を踏襲しただけで、新たな、そして強力な感染防止対策は見られなかったように思う。
経済支援は必要不可欠なものだが、それだけをやっていれば良いかというとそうではない。政府のリーダーシップの下、効果的なアピールを行い、感染防止の活動に向けて国民的に総力を結集して行く必要があるが、今回は、それが掛けていたように思う。