昼ころになると、窓から日が差し込んで、部屋の中は、ポカポカになる。ぼうっとしていると、うとうとしてきて、とても良い心地だ。クラシックを選曲し、少しボリュームを上げる。この時間帯、このマンションには上、下、隣に若い人はいない。在宅しているのは、難聴のおばあさんだけ。多少、音量を上げても、苦情が来る心配はない。天気の良い日は、こんな時間帯が3,4時間続く。何と贅沢なひと時なんだろう!
そんなこんなで、買い物に出るのが遅くなり、冷たい風が吹き始める。ああ、早めに家を出るべきだったと後悔することもしばしばだ。でも、まあ、これでも良いか!