昨日、都内で爆発事故があった。ニュースを見ていて、被害者の店長が異臭がしたが、タバコを吸うためにライターで火を付けたら爆発したと言っていたという。普段と違った異臭に気づいていたのだったら、タバコを吸うのをやめれば、爆発事故はなかったものだろう。
事件の前に何らかの前兆があるものもあるし、ないものもある。普段と違ったことがあった時に、それに気づくか気づかないか、そこが問題だし、運不運の分かれ目だと思う。
体のちょっとした変化、これに気づいて、行動を起こしていれば、病気の早期発見に繋がり、命が助かる時もあるし、それを逃して、手遅れになることもある。これこそまさに運というものだ。
変化に気づくのが人間とは限らない。動物は人間よりも鋭い感覚をもっていて、いち早く、異変を感知する時もある。動物の挙動の変化を気づくことができるかできないか、それは自分がどれ程アンテナを広げているかということによっても違うだろう。アンテナを広くして、固定観念に捕らわれずに、想像力を働かせられるかということが大事なのではないだろうか?