東京はまだ梅雨明け宣言が出ていないのに、梅雨空とはいつの間にかおさらばしたようだ。季節の変わり目が全く曖昧になっている。
昔は、梅雨明けには雷が鳴って、その後は、真夏の到来とはっきりしていたように思う。まあ、気象データがち密になるに従って、全国で起こる気象変化の細かいことが分かるようになって、判断が難しくなっているのだろう。
そう言えば、スマホの雨雲レーダー、かなりの正確さで予想してしまう。何時頃、雨雲がやって来て、雨がどれくらい降るという予想までできてしまうのだから、凄い世の中になったもんだ。こんなこと子供の頃には考えもしなかったし、各人が昔ならば一部屋に収まりきらないようなコンピュータを持ち歩いているなんてことも早々もしなかった。そんなことが今現実に起こっているんだから、私たちは、それに対応して、押し寄せてくるデータを如何に消化し、データの審議を確かめながら、処理して行くかが求められているんだろう。