LAホビーショップのヘッドラインより抜粋。
>コクサイが1月末をもって活動を終了します
>以前に雑誌記事で後継者の不在をあきらかにしていたコクサイブランドですが、
>残念ながら2018年1月末をもって、商品の製造と出荷を終了します。
工場火災から復活したコクサイも、後継者不足には勝てずですか。10年くらい前は捨て値で放置されていた24kめっきの金属モデルガンシリーズが高騰し、今や当時の2~3倍の価格で取引されているのが皮肉ですね。自分もM19を持っていましたが、以前にかなりの安値で放出してしまい後悔しています。
MGCの全盛期にはマルシン同様コピーの国際などと二流の烙印を押されたものの、そこからリボルバーのコクサイとして名をはせるまでの道のりはモデルガン史に残る下剋上だと思います。
古い模型屋に行くと、未だにガスリボルバーのデッドストックを見かけるほど流通量は多く、これからも中古市場を賑わせてくれるメーカーではあります。そういう店ではMGCやJACのガスガンも眠っていたりするんですが、コクサイもいよいよあちらの側に行ってしまうのかと寂しくなりますね。
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↓ネット上に史料価値の高い文章があったので、こっそり転載しておきます。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13140372228
>モデルガンのメーカーのコクサイについてです。 コクサイのメーカーが梼Yしたことを最近になって知ったのですが、いつ頃梼Yしたのでしょうか?
コクサイ・国際産業が過去に梼Yした事実は無いと思います。なので「いつ頃」のご質問に対しては、「梼Yしていない」としか答えられません。
国際産業はご存じのように過去に工場火災により多数の金型を火災消失し、製造拠点も火災被害を受けたため、その時点で業務ができない状態に陥ったことはあります。同時に東京目黒区にあった「本社」の営業も休業状態となりました。
その後、一時期金型の所有権などがサンプロジェクトに譲渡され、残った金型などをベースに再生産に漕ぎ着け、一時期市場から消えてしまったコクサイブランドのモデルガンなどが再度販売されることになります。金型の譲渡などはありましたが、すでに市場に浸透している「コクサイ」の名前は引き継がれることとなりました。火災被害後の復活第一段はサンプロジェクト絡みのコクサイブランド商品となります。
その後、現状のウリウに金型その他が譲渡され現在に至っています。有限会社ウリウは、アルミ・亜鉛ダイカストなどの製造業者です。この敷地の一部を利用し、コクサイブランドのモデルガン、ガスガンなどが製造され続けています。
*有限会社ウリウ
http://uriudiecast.web.fc2.com/
現行品、ニューコンセプトシリーズなどは、全てウリウの時代になってからの商品で、それが現在に至っています。ですが当初は残った金型などをベースとしていた場合もありましたが、過去の金型類は改修作業を受け進化したり、新規金型製作による新しい設計のトイガンへ移行しています。国際産業時代・コクサイのブランドで、同機種で時代によって金型が異なるモデルがあるため、このへん少々ややこしいのですが、現行品が全て過去金型から造られているというわけではありません。ベースになった時期はあったものの、昨今のリアルサイズ化やリアル志向を受けて新設計になったものが現在のほとんどの商品となっていて、これらは全てウリウの時代になってからの商品です。
一度に同時多数の機種を製造することはなく、例えばコルト・パイソン系のモデルガンが再販される場合、同一機種での仕様違い(表面仕上げ、素材違い)などを展開するのが昨今の展開方法のようです。
火災被害により一時期業界から撤退を余儀なくされた時代はありましたが、コクサイの名前はずっと残っています。会社組織としては登記簿上の役員などの変更は当然ありましたが、それらをもって「梼Y」とは呼ばないのは他の業種同様です。
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なお、火災は2003年頃に蒲田の工場で発生し、当時の主力商品の金型がほぼ焼失したため、G誌上で廃業を発表したとのこと(別の回答より)
当時、自分もG誌か何かで廃業を知って驚きましたね。目黒には本社というか国際の直営店があったそうですが、ネットの情報を繋げると1995~2002年の間に撤退したようです。
>コクサイが1月末をもって活動を終了します
>以前に雑誌記事で後継者の不在をあきらかにしていたコクサイブランドですが、
>残念ながら2018年1月末をもって、商品の製造と出荷を終了します。
工場火災から復活したコクサイも、後継者不足には勝てずですか。10年くらい前は捨て値で放置されていた24kめっきの金属モデルガンシリーズが高騰し、今や当時の2~3倍の価格で取引されているのが皮肉ですね。自分もM19を持っていましたが、以前にかなりの安値で放出してしまい後悔しています。
MGCの全盛期にはマルシン同様コピーの国際などと二流の烙印を押されたものの、そこからリボルバーのコクサイとして名をはせるまでの道のりはモデルガン史に残る下剋上だと思います。
古い模型屋に行くと、未だにガスリボルバーのデッドストックを見かけるほど流通量は多く、これからも中古市場を賑わせてくれるメーカーではあります。そういう店ではMGCやJACのガスガンも眠っていたりするんですが、コクサイもいよいよあちらの側に行ってしまうのかと寂しくなりますね。
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↓ネット上に史料価値の高い文章があったので、こっそり転載しておきます。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13140372228
>モデルガンのメーカーのコクサイについてです。 コクサイのメーカーが梼Yしたことを最近になって知ったのですが、いつ頃梼Yしたのでしょうか?
コクサイ・国際産業が過去に梼Yした事実は無いと思います。なので「いつ頃」のご質問に対しては、「梼Yしていない」としか答えられません。
国際産業はご存じのように過去に工場火災により多数の金型を火災消失し、製造拠点も火災被害を受けたため、その時点で業務ができない状態に陥ったことはあります。同時に東京目黒区にあった「本社」の営業も休業状態となりました。
その後、一時期金型の所有権などがサンプロジェクトに譲渡され、残った金型などをベースに再生産に漕ぎ着け、一時期市場から消えてしまったコクサイブランドのモデルガンなどが再度販売されることになります。金型の譲渡などはありましたが、すでに市場に浸透している「コクサイ」の名前は引き継がれることとなりました。火災被害後の復活第一段はサンプロジェクト絡みのコクサイブランド商品となります。
その後、現状のウリウに金型その他が譲渡され現在に至っています。有限会社ウリウは、アルミ・亜鉛ダイカストなどの製造業者です。この敷地の一部を利用し、コクサイブランドのモデルガン、ガスガンなどが製造され続けています。
*有限会社ウリウ
http://uriudiecast.web.fc2.com/
現行品、ニューコンセプトシリーズなどは、全てウリウの時代になってからの商品で、それが現在に至っています。ですが当初は残った金型などをベースとしていた場合もありましたが、過去の金型類は改修作業を受け進化したり、新規金型製作による新しい設計のトイガンへ移行しています。国際産業時代・コクサイのブランドで、同機種で時代によって金型が異なるモデルがあるため、このへん少々ややこしいのですが、現行品が全て過去金型から造られているというわけではありません。ベースになった時期はあったものの、昨今のリアルサイズ化やリアル志向を受けて新設計になったものが現在のほとんどの商品となっていて、これらは全てウリウの時代になってからの商品です。
一度に同時多数の機種を製造することはなく、例えばコルト・パイソン系のモデルガンが再販される場合、同一機種での仕様違い(表面仕上げ、素材違い)などを展開するのが昨今の展開方法のようです。
火災被害により一時期業界から撤退を余儀なくされた時代はありましたが、コクサイの名前はずっと残っています。会社組織としては登記簿上の役員などの変更は当然ありましたが、それらをもって「梼Y」とは呼ばないのは他の業種同様です。
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なお、火災は2003年頃に蒲田の工場で発生し、当時の主力商品の金型がほぼ焼失したため、G誌上で廃業を発表したとのこと(別の回答より)
当時、自分もG誌か何かで廃業を知って驚きましたね。目黒には本社というか国際の直営店があったそうですが、ネットの情報を繋げると1995~2002年の間に撤退したようです。
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