イギリス中部のバートン・アポン・トレント(バートン・オン・トレント)と言えば、ペールエール発祥の地。
土壌に由来する硬水がエール醸造に適していたため、BASS、Marston'sなど、数多のブリュワリーが工場を構えています。
当初は寄らない予定だったのですが、North Notts Branch of CAMRAのTerryさんにBASS Museumの招待券を頂いたので、出かけてみました。
ペールエールの聖地への期待を秘めて、こぢんまりした駅を降りると、ビール工場らしき建物が。
「お、さすがペールエールの聖地…あれ?」
まず目に入った巨大な煙突の上には、なぜか『Coors』の文字が。
イヤな予感的中。
BASS MuseumがCoors Visitor Centreになっていたのは事前に知っていました。
バートンに行かないつもりだったのも、このためです。
こうなってしまったのも、国際的なビールメーカーの再編に起因するようです。
2000年、BASS社は世界最大のビールメーカー、ベルギーInBev(当時はInterbrew)に買収されます。
ところが2002年に米Coorsが、ヨーロッパの拠点を得るためにBASS社のブランドだったCarlingを買収。
そのおかげでBASS ALEはInBev、BASS MUSEUMはCoorsと別れ別れになってしまい、挙句このようなネーミングになってしまった、という事のようです。
私が調べたソースが英文ばかりの上、込み入った話なので、間違いなどありましたらご指摘ください。
Not Much Fizz In Coors Deal (Fobes)
THE BASS MUSEUM CHANGES NAME TO COORS VISITOR CENTRE (24 Hour Museum)
Coors自体は別に嫌いじゃありませんが、場所を考えろ!と言いたい。
褐色のペールエールを期待して地球の裏側までやって来るモノ好きだけでなく、地元の人達だってもうちょっと空気を読んでもらいたいと思っているのではないでしょうか。
さんざん道に迷った挙句に到着したMuseumにも、やっぱりCoorsのロゴが。
ペールエールの聖地に立つビール博物館で、
「ロッキー山脈の恵みを受けたクアーズは…」
みたいな解説しやがったら、博物館ごと爆破するぞ!!!
土壌に由来する硬水がエール醸造に適していたため、BASS、Marston'sなど、数多のブリュワリーが工場を構えています。
当初は寄らない予定だったのですが、North Notts Branch of CAMRAのTerryさんにBASS Museumの招待券を頂いたので、出かけてみました。
ペールエールの聖地への期待を秘めて、こぢんまりした駅を降りると、ビール工場らしき建物が。
「お、さすがペールエールの聖地…あれ?」
まず目に入った巨大な煙突の上には、なぜか『Coors』の文字が。
イヤな予感的中。
BASS MuseumがCoors Visitor Centreになっていたのは事前に知っていました。
バートンに行かないつもりだったのも、このためです。
こうなってしまったのも、国際的なビールメーカーの再編に起因するようです。
2000年、BASS社は世界最大のビールメーカー、ベルギーInBev(当時はInterbrew)に買収されます。
ところが2002年に米Coorsが、ヨーロッパの拠点を得るためにBASS社のブランドだったCarlingを買収。
そのおかげでBASS ALEはInBev、BASS MUSEUMはCoorsと別れ別れになってしまい、挙句このようなネーミングになってしまった、という事のようです。
私が調べたソースが英文ばかりの上、込み入った話なので、間違いなどありましたらご指摘ください。
Not Much Fizz In Coors Deal (Fobes)
THE BASS MUSEUM CHANGES NAME TO COORS VISITOR CENTRE (24 Hour Museum)
Coors自体は別に嫌いじゃありませんが、場所を考えろ!と言いたい。
褐色のペールエールを期待して地球の裏側までやって来るモノ好きだけでなく、地元の人達だってもうちょっと空気を読んでもらいたいと思っているのではないでしょうか。
さんざん道に迷った挙句に到着したMuseumにも、やっぱりCoorsのロゴが。
ペールエールの聖地に立つビール博物館で、
「ロッキー山脈の恵みを受けたクアーズは…」
みたいな解説しやがったら、博物館ごと爆破するぞ!!!
私も一度だけ行ったことがあるんですが、
あの赤い三角マークが無いだけでなく、
「Coors」とは・・・
再考してほしいですね。
お土産品売り場もCooe's一色!!
でも、併設されたパブでは硫黄臭のきついBass飲めたし、ついでに寄ったバートンブリッジ・インでは美味しいリアルエールも飲めたしで今ではいい思いでです。
しかし、あのロゴは何とかしてほしいですね
リンク先のニュースなどを見ると、地元の方もやっぱりCoorsという名に抵抗があるみたいです。そりゃそうですよね。
今思い出したのですが、確かにお土産ものの多くはCoorsグッズでした。
あまりに要らないので、自分で記憶から消し去っていたようです…。
運河周辺も、とても綺麗でしたよ。