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JR富山駅の隣から始まる“富山地方鉄道”各線。
市街を走る未来的なトラムとは対照的な、懐かしい雰囲気でした。
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電鉄富山駅。
始発駅らしい、線路が切れたホームと、古い斜めの屋根が、どこかヨーロッパの駅のようにも見えます。
寝ぼけ気味の黄色と緑も、この路線に良く似合います。
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ホームの横に下げられたヘッドマークも楽しい。
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古いもののようですが、飾りではありません。
実際にヘッドマークを交換していました。
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去年の12月にデビューした観光列車“アルプスエキスプレス”。
ベースとなるのは昔の西武レッドアロー。1970年代初頭に製造されたようです。
昔の少年誌に出てくる未来の列車のような、レトロ・フューチャー感あふれるデザインがいいですね。
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内装は水戸岡鋭治氏のデザインで完全リニューアル。
氏の手がけたJR九州の特急にも通じる、木材を活かしたキレイなインテリアです。
窓を向いた、子供用の小さな椅子も可愛らしい。
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休日限定で連結される2両目はもっと斬新。
窓を向いたシートやテーブル付きのシートなど、どこに座ろうか迷います。
(魚眼レンズなので少し歪んでいますが)
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カウンターには、アテンダントさんが乗務し、乗客案内や車内販売をしてくれます。
ゆったりしたレイアウトの車両なので、グッズを広げながらビールもゆったり飲めました。
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車窓や駅も、ビックリするほどレトロ。
立山線に分岐する寺田駅も、大きいのですがかなり古く、味のある駅舎でした。
映画の撮影に使いたくなる気持ちも分かりますね。
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もうすぐやって来る、“北陸新幹線”。
JR富山駅も、リニューアルの真っ最中でした。
コンクリートの塊のような高架の脇で、富山地方鉄道は地方鉄道らしい佇まいを強調されると思います。
新幹線につられないで、この地方鉄道らしさを維持して欲しいと思いました。
アルプスエキスプレスの運行情報、話題などは、アテンダントさん自ら書かれている“富山地鉄の鉄道アテンダントブログ”が一番詳しいと思います。
せっかくの目玉なので、もっと大々的に案内してもいいと思うのですが…
特急だったり各駅だったり、貸切になったりと運用が変則的なので、乗りに行かれる方はブログをチェックしておきましょう。
私が乗った運行の話も、“今週末の出来事”としてエントリーされています。